映画「パラノーマル・アクティビティ2」

パラノーマル・アクティビティ2

■邦題:パラノーマル・アクティビティ
■原題:PARANORMAL ACTIVITY 2
■上映時間:91分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
■公開:2011/02/11
遂に、本当の衝撃映像が明かされる。
■監督:トッド・ウィリアムズ
■製作:ジェイソン・ブラムオーレン・ペリ
■製作総指揮:スティーヴン・シュナイダー、アキヴァ・ゴールズマン
■原案:マイケル・R・ペリー
■脚本:マイケル・R・ペリー、クリストファー・ランドン、トム・パープスト
■撮影:マイケル・シモンズ
■プロダクションデザイン:ジェニファー・スペンス
■衣装デザイン:クリスティン・M・バーク
■編集:グレゴリー・プロトキン
■出演:ケイティー・フェザーストン、スプレイグ・グレイデン、ブライアン・ボーランドモリー・イフラム、ミカ・スロート、他
■ストーリー:
2006年、アメリカの小さな田舎町。ここに暮らすごく平凡なレイ一家に、ある日空き巣被害が発生する。幸いにも大きな被害にはならなかったが、念のため各部屋にセキュリティ用監視カメラを設置し、万一に備える。ところがその夜から、家の中では不可解な現象が立て続けに起こり始め、一家は不安と恐怖を募らせていくのだが…。
■感想:
2011年7本目の劇場鑑賞です。公開翌日レイトショーで鑑賞。「ドア・イン・ザ・フロア」のトッド・ウィリアムズ監督作品。監視カメラを使った斬新な手法が話題となり、世界中でセンセーションを巻き起こした低予算ホラー「パラノーマル・アクティビティ」の続編。前作の続編ですが、続きの話ではなく前作の事件の前に起こった事件が描かれていました。登場するクリスティは、前作のケイティの妹で、ケイティやミカも再登場し、彼らの運命も示唆されていました。製作費もアップしたのか、ハンディカメラだけでなく6台の監視カメラが追加されています。恐怖描写も前作よりパワーアップして、何度か驚かされます。内容的には前作と変わりなく目新しいさはありませんでした。
■評価:★★★☆☆

映画「GANTZ」

GANTZ

■邦題:GANTZ
■上映時間:130分
■製作国:日本
■ジャンル:SF、アクション、サスペンス
■配給:東宝
■公開:2011/01/29
なぜ、
戦うのか──。

■監督:佐藤信
■アクション監督:下村勇二
■製作:大山昌作、鳥嶋和彦、島谷能成、藤島ジュリーK.、堀義貴、平井文宏、村上博保、大橋善光、鳥羽乾二郎
■プロデューサー:田中正、飯塚信弘
■エグゼクティブプロデューサー:奥田誠治
■シニアプロデューサー:菅沼直樹
■製作指揮:宮崎洋
■企画プロデュース:佐藤貴博
■原作:奥浩哉
■脚本:渡辺雄介
■CGディレクター:土井淳
■CGプロデューサー:豊嶋勇作
■特撮監督:神谷誠
美術監督:原田恭明
■撮影監督:河津太郎
■衣装:宮本まさ江
■編集:今井剛
■音楽:川井憲次
VFXスーパーバイザー:前川英章
スクリプター:田口良子
■ヘアメイク:本田真理子
■製作担当:荒木正人
■宣伝プロデューサー:高橋亜希人
■装飾:高畠一朗
■録音:横野一氏工
■助監督:李相國
■特殊造型プロデューサー:蟻川昌宏
■出演:二宮和也松山ケンイチ吉高由里子本郷奏多夏菜綾野剛水沢奈子、千阪健介、白石隼也伊藤歩田口トモロヲ山田孝之戸田菜穂浅野和之、小林一英、小松利昌、落合扶樹、市川千恵子、春名柊夜、古澤裕介、土平ドンペイ、Merii阪田マサノブ、越村友一、緑友利恵、橋本まつり、長江英和、玄覺悠子、若葉竜也、奥瀬繁、平野靖幸、大石将史、神威杏次、五十嵐翔、早川恭崇、柴田愛之助、他
■ストーリー:
何事にも無気力な就活中の大学生・玄野計と正義感の強い青年・加藤勝。幼なじみの2人は地下鉄のホームで再会して間もなく、通過する電車にはねられ命を落とすことに。しかし、死んだはずの2人は次の瞬間には見慣れぬマンションの一室に移動していた。そこには、他にも死んだはずの人々が集められていた。やがて彼らは、リビングの中央に鎮座する謎の黒い球体“ガンツ”から唐突にあるミッションを命じられる。それは、“星人”と呼ばれる異形の敵と戦い、抹殺しろというもの。そしていきなり戦いの場へと転送されてしまう玄野と加藤たち。こうして理由も分からず、何の覚悟もないままに、生きるために戦い続けなければならない不条理な世界へと呑み込まれていく2人だったが…。
■感想:
2011年6本目の劇場鑑賞です。「砂時計」ホッタラケの島 遥と魔法の鏡」の佐藤信介監督作品。独創的にして謎に満ちたストーリー展開と過激なバイオレンス描写でカリスマ的な人気を誇る奥浩哉の同名マンガを実写映画化した衝撃のSFサスペンス・アクション。原作コミックの存在は知ってましたが、未読で鑑賞。原作はエログロらしいのが、PG-12指定の映画なんで原作みたいなエログロ描写は期待しないほうがいいです。全くないわけではないが、エログロに関してはPG-12指定では、これぐらいが限界だと思います。見せ場である各星人との戦いはなかなか見ごたえありました。CGは良く出来ていたと思います。登場する星人は、ネギ星人、田中星人、おこりんぼう星人の3種類でしたが、どれも個性的な星人でした。2部構成なんで、多くの謎を残したまま映画は終わります。当然続きが気になります。マンガも読んでみようかと思います。どうせなら18禁で観たかった。
■評価:★★★☆☆

映画「RED/レッド」

RED/レッド

■邦題:RED/レッド
■原題:RED
■上映時間:111分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、コメディ
■配給:ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン
■公開:2011/01/29
それは、アメリカが最も恐れた危険なオヤジたち…
■監督:ロベルト・シュヴェンケ
■製作:ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ、マーク・ヴァーラディアン
■製作総指揮:グレゴリー・ノヴェック、ジェイク・マイヤーズ
■原作:ウォーレン・エリス、カリー・ハムナー
■脚本:ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
■撮影:フロリアン・バルハウス
■視覚効果監修:ジェームズ・マディガン
■プロダクションデザイン:アレック・ハモンド
■衣装デザイン:スーザン・ライアル
■編集:トム・ノーブル
■音楽:クリストフ・ベック
■音楽監修:ジュリアンヌ・ジョーダン
■字幕:菊池浩司
■出演:ブルース・ウィリスモーガン・フリーマンジョン・マルコヴィッチヘレン・ミレンカール・アーバンメアリー=ルイーズ・パーカーブライアン・コックス、ジュリアン・マクマホン、リチャード・ドレイファスレベッカ・ピジョン、クリス・オーウェンズ、アーネスト・ボーグナインジェームズ・レマー、ドミトリー・チェポヴェツキー、マシュー・オルヴァー、他
■ストーリー:
かつてCIAの腕利きエージェントとして活躍したフランク。引退した今ではオハイオの田舎町で独り静かに暮らし、互いに顔も知らない役所勤めの独身女性サラと電話で会話することを唯一の楽しみにしていた。そんなある日、フランクの家に武装集団が侵入。しかし、フランクは難なく一味を仕留め、政府に全て監視されていたためサラの身の危険も察知し、はたして暗殺の危機から彼女を救い出すのだった。そして元上司ジョーのつてを借り、一連の原因を調べると、フランクの他9人の名が記された暗殺リストを発見。またそのリストにも挙げられ、フランクの同僚で宿敵でもあったマーヴィンにリストを見せると、10名は中米グアテマラでの特殊任務の関係者たちだと判明する。さらに人脈を利用してCIA本部に潜入し、事態の謎を解く鍵となる“グアテマラ文書”をまんまと手に入れるフランク。やがて元英国諜報局MI6の名狙撃手ヴィクトリアのもとに集ったフランクら歴戦の勇者たちは、全ての黒幕が政府と癒着した軍需企業だと知り、怒濤の反撃に転じるのだが…。
■感想:
2011年5本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで鑑賞。「フライトプラン」「きみがぼくを見つけた日」のロベルト・シュヴェンケ監督作品。 DCコミックスの人気グラフィック・ノベルを基に、ブルース・ウィリスをはじめ豪華キャストで実写映画化したアクション・エンタテインメント。突然古巣のCIAに命を狙われ始めた元エージェントが、真相を探るべく昔の仲間たちと反撃チームを結成し、巨大な陰謀に立ち向かうさまをコミカルに描く 原作コミックの事は知らずでしたが、キャスティングがブルース・ウィリスモーガン・フリーマンジョン・マルコヴィッチヘレン・ミレンとめっちゃ豪華でした。脇役でも、リチャード・ドレイファスアーネスト・ボーグナインと贅沢でした。 原作がコミックスなんで、アクションも派手で見応えありました。最強のブルース・ウィリス、ブチ切れたジョン・マルコヴィッチ、白いドレスを着て機関銃をぶっぱなすヘレン・ミレンと、それぞれ見せ場が用意されていたのですが、モーガン・フリーマンの活躍が見れなかったのが残念でした。本作は内容よりも、名優たちの活躍を楽しむ作品だと思います。
■評価:★★★☆☆

映画「スプライス」

スプライス

■邦題:スプライス
■原題:SPLICE
■上映時間:104分
■製作国:カナダ、フランス
■ジャンル:ホラー、SF
■配給:クロックワークス
■公開:2011/01/08
禁断の実験で生まれた“美しき新生命体”──
人類はその進化に後悔する。

■監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
■製作:スティーヴン・ホーバン
■製作総指揮:ギレルモ・デル・トロ、スーザン・モントフォード、ドン・マーフィ、クリストフ・ランデ、イヴ・シェヴァリエ、ジョエル・シルヴァーシドニー・デュマ
■原案:ヴィンチェンゾ・ナタリ、アントワネット・テリー・ブライアント
■脚本:ヴィンチェンゾ・ナタリ、アントワネット・テリー・ブライアント、ダグ・テイラー
■撮影:テツオ・ナガタ
■プロダクションデザイン:トッド・チェルニアフスキー
■衣装デザイン:アレックス・カヴァナー
■編集:ミシェル・コンロイ
■音楽:シリル・オフォール
■出演:エイドリアン・ブロディサラ・ポーリー、デルフィーヌ・シャネアック、ブランドン・マクギボン、シモーナ・メカネスキュ、デヴィッド・ヒューレット、他
■ストーリー:
科学者夫婦のクライヴとエルサは、人間と動物のDNAを掛け合わせて未知の生命体を創り出す禁断の実験に魅せられてしまい、やがて現実にひとつの生命が誕生してしまう。2人はその生き物を“ドレン”と名付け、極秘に育て始める。するとドレンは驚くべき速さで成長し、あっという間に美しい女性の姿へと変貌を遂げるのだったが…。
■感想:
2011年4本目の劇場鑑賞です。レイトショーで鑑賞。「カンパニー・マン」「NOTHING ナッシング」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督作品。禁断の遺伝子操作で新種の生命を創り出してしまった科学者夫婦を待ち受ける衝撃の運命を描くSFスリラー。製作総指揮にギレルモ・デル・トロの名前が挙がっているので自然と期待度が上がる。単に生物が怪物化するといったアクションものではなく、人間と動物のDNA配合というテーマで描かれる。クリーチャーの造形はギレルモ・デル・トロがいかにも好きそうな感じ。クリーチャーがどんどん姿を変えながら成長していく経過は面白い。マッドサイエンティスト作品の定石通り、怪物を創りだした科学者は悲劇的な結末を迎える。ある意味、期待を裏切らない展開ではあるが、そのままで終わらせないオチが用意されている。ドレンがスピーシーズみたいな美人に描かれていたら、まだ分かるんだが、そうでもないのにブロディとドレンのチョメチョメには驚いた。
■評価:★★★☆☆

映画「ソーシャル・ネットワーク」

ソーシャル・ネットワーク

■邦題:ソーシャル・ネットワーク
■原題:THE SOCIAL NETWORK
■上映時間:120分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ドラマ、青春、伝記
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■公開:2011/01/15
■監督:デヴィッド・フィンチャー
■製作:スコット・ルーディン、デイナ・ブルネッティ、マイケル・デ・ルカ、セアン・チャフィン
■製作総指揮:ケヴィン・スペイシー
■原作:ベン・メズリック
■脚本:アーロン・ソーキン
■撮影:ジェフ・クローネンウェス
■プロダクションデザイン:ドナルド・グレアム・バート
■衣装デザイン:ジャクリーン・ウェスト
■編集:アンガス・ウォール、カーク・バクスター
■音楽:トレント・レズナーアッティカス・ロス
■字幕:松浦美奈
■出演:ジェシー・アイゼンバーグアンドリュー・ガーフィールドジャスティン・ティンバーレイクアーミー・ハマーマックス・ミンゲラブレンダ・ソングルーニー・マーラ、他
■ストーリー:
2003年の秋。ハーバード大学の学生にして天才プログラマーマーク・ザッカーバーグは、恋人にフラれた腹いせに、学内のデータベースをハッキングして、女子学生たちの顔写真を使った人気投票サイトを作ってしまう。そんな彼の技術に目を付けたエリート学生が、学内交流を目的としたサイトへの協力を持ちかける。しかしマークは、親友のエドゥアルドを誘って、ハーバードの学生を対象としたソーシャル・ネットワークのサイトを立ち上げる。するとそれは瞬く間に登録者を増やし、急速に拡大していくのだったが…。
■感想:
2011年3本目の劇場鑑賞です。「ゾディアック」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のデヴィッド・フィンチャー監督作品。ベン・メズリックのベストセラー・ノンフィクションを基に、誕生からわずか数年で世界最大のSNSソーシャル・ネットワーク・サービス)へと急成長した“facebook”をめぐる創業秘話を映画化した青春群像ドラマ。創設者マーク・ザッカーバーグと彼を取り巻く若者たちが織りなす悲喜こもごもの人間模様に焦点を当て、華麗なサクセス・ストーリーに秘められた光と影の物語を赤裸々かつドラマチックに綴る。冒頭からマークとエリカとの早口台詞の応酬には圧倒されました。基本的にノンフィクションであるが、所々フィクションが混じっている。マーク・ザッカーバーグ扮するジェシー・アイゼンバーグが無機質な感じが良かった。ほんとにパソコンオタクぽさが出ていました。時間軸を巧く使いながら進行させていくのは、さすがだと思います。ラストでパソコンのページを更新し続けている姿に、切なさを感じました。
■評価:★★★★☆

映画「グリーン・ホーネット」

グリーン・ホーネット

■邦題:グリーン・ホーネット
■原題:THE GREEN HORNET
■上映時間:119分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、アドベンチャー
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■公開:2011/01/22
俺たちが、悪を刺す!
■監督:ミシェル・ゴンドリー
■製作:ニール・H・モリッツ
■製作総指揮:セス・ローゲンエヴァン・ゴールドバーグ、オリ・マーマー、マイケル・グリロ、ジョージ・W・トレンドル・Jr
■原作:ジョージ・W・トレンドル
■脚本:エヴァン・ゴールドバーグ、セス・ローゲン
■撮影:ジョン・シュワルツマン
■プロダクションデザイン:オーウェン・パターソン
■衣装デザイン:キム・バレット
■編集:マイケル・トロニック
■音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
■字幕:松崎広
■出演:セス・ローゲンジェイ・チョウキャメロン・ディアスクリストフ・ヴァルツエドワード・ジェームズ・オルモス、デヴィッド・ハーバー、トム・ウィルキンソンエドワード・ファーロング、ジェイミー・ハリス、チャド・コールマン、ジョシュア・チャンドラー・エレンバーグ、アナリー・ティプトン、テイラー・コール、ロバート・クロットワーシー、マイケル・ホールデンジェームズ・フランコ、他
■ストーリー:
ロサンゼルス。幼少期に母を亡くし、新聞社の創業者である父に厳格に育てられるも、その反動で放蕩息子に成長したブリット。彼はある日、父が蜂に刺され急死するという悲劇に直面してしまう。そして、突然社長の座に就いたブリットは、父の運転手カトーから驚愕の事実を知らされる。実は天才発明家であるカトーは、父と秘密裏に数々のハイテクマシンを発明していたのだった。父の遺志を継いで正義に目覚めたブリットは街に蔓延る悪党の一掃を決意し、グリーンのスーツとマスクに身を包んだ自分たちを“グリーン・ホーネット”(緑の蜂)と命名する。また、悪人を装った方が標的に近づきやすいと考えたブリットは、彼の新聞社の記事でグリーン・ホーネットを新たなワルとして世間に知らしめるのだった。ハイテク満載の愛車“ブラック・ビューティー”を駆って夜の街に繰り出し、悪党たちを次々と蹴散らしていくブリットとカトーだが…。
■感想:
2011年2本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで鑑賞。「僕らのミライへ逆回転」「TOKYO!」のミシェル・ゴンドリー監督作品。昼間は新聞社の社長を務める主人公が、夜には相棒と共にヒーロー“グリーン・ホーネット”となり、ハイテクとメディアを駆使して悪党に立ち向かう姿を痛快に描く。オリジナルTVシリーズは未見ですが、普通なアクション映画でした。白紙で鑑賞したので、キャメロン・ディアスの登場にはちょっと驚きました。ブリット・リード扮するセス・ローゲンは最初はウィル・フェレルと勘違いしてしまうほど似てると思います。アクションシーンは楽しめましたが、殆どがカトー扮するジェイ・チョウの見せ場でした。チュドノフスキー扮するのがクリストフ・ヴァルツなんですが、「イングロリアス・バスターズ」ほどインパクトがなかったのは残念でした。
■評価:★★★☆☆

映画「アンストッパブル」

アンストッパブル

■邦題:アンストッパブル
■原題:UNSTOPPABLE
■上映時間:99分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、サスペンス、パニック
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2011/01/07
生きて帰れたら、
言いたいことがあるんだ。
この映画は、<事実>から産まれた。

■監督:トニー・スコット
■製作:ジュリー・ヨーン、トニー・スコット、ミミ・ロジャース、エリック・マクレオド、アレックス・ヤング
■製作総指揮:クリス・シアッファ、リック・ヨーン、ジェフ・クワティネッツ
■脚本:マーク・ボンバック
■撮影:ベン・セレシン
■プロダクションデザイン:クリス・シーガーズ
■衣装デザイン:ペニー・ローズ
■編集:クリス・レベンゾン、ロバート・ダフィ
■音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
■字幕:林完治
■出演:デンゼル・ワシントンクリス・パインロザリオ・ドーソン、イーサン・サプリー、ケヴィン・ダン、ケヴィン・コリガン、ケヴィン・チャップマン、リュー・テンプル、T・J・ミラージェシー・シュラム、デヴィッド・ウォーショフスキー、ミーガン・タンディ、エリザベス・マシス、ディラン・ブルース、ジェフ・ウィンコット、アイシャ・ハインズ、他
■ストーリー:
ペンシルヴェニア州ブリュースターのミンゴ操車場。この日、初めてコンビを組むことになった勤続28年のベテラン機関士フランクと、職務経験4ヶ月の新米車掌ウィル。始めからソリが合わず、それぞれ私生活でも問題を抱える2人は、険悪な雰囲気で旧式機関車1206号に乗り込むことに。その頃、同州のフラー操車場では、運転士によるブレーキ操作のミスが原因で、最新鋭の貨物列車777号が無人のまま走り出してしまう。39両の大編成で全長約800メートルを誇るそれは、極めて危険性の高い化学物質とディーゼル燃料を大量に積んでいるため、その先に待ち受ける急カーブで転覆すれば大惨事に発展することは必至だった。思わぬ事態に騒然となる現場を尻目に、みるみるスピードを上げていく777号。あらゆる手立てを講じるも敢えなく失敗に終わる中、全ての命運を託されたフランクとウィルは1206号の機関車両を777号の最後尾に連結させ、ブレーキでその暴走を停止させるという無謀な手段に出るのだが…。
■感想:
2011年1本目の劇場鑑賞です。「デジャヴ」「サブウェイ123 激突」のトニー・スコット監督作品。無人貨物列車が突然暴走を始め、人々を未曾有の恐怖に陥れる戦慄のタイムリミット・サスペンス・アクション。ベテラン機関士と新米車掌が、化学物質を大量に積んだまま暴走する列車が引き起こしかねない大惨事の未然防止に命懸けで挑む姿とその運命の行方をスリリングに描く。「サブウェイ123 激突」と本作の2作品続けて列車を題材にして、主演をデンゼル・ワシントンで撮られてます。実際に起こった事件の映画化なんで結果は分かっているが、見ていてハラハラドキドキさせる作りは流石に上手いと思います。子供達を乗せた電車と擦れ違う所はギリギリだったのに、意外とあっさりと描かれていました。クライマックで列車が大カーブを曲がる時なんかは緊張感がありました。この事故の切欠はエアブレーキのホースが外れても直さないし、運転手が勝手に列車から降りるという、事故にならないはずがないという展開で、呆れてしまいます。
■評価:★★★★☆