映画「アンデッド」

アンデッド

■邦題:アンデッド
■原題:UNDEAD
■上映時間:105分
■製作国:オーストラリア
■ジャンル:ホラー、アクション、コメディ
■配給:アートポート
■公開:2004/03/20
気鋭スピエリッグ兄弟が贈る
ハイブリッド・ゾンビアクション!!

■監督:ピーター・スピエリッグマイケル・スピエリッグ
■製作:ピーター・スピエリッグマイケル・スピエリッグ
■脚本:ピーター・スピエリッグマイケル・スピエリッグ
■撮影:アンドリュー・ストレイホーン
■編集:ピーター・スピエリッグマイケル・スピエリッグ
■音楽:クリフ・ブラッドリー
■主演:フェリシティ・メーソン、ムンゴ・マッケイ、ロブ・ジェンキンス、リサ・カニンガム、ダーク・ハンター、エマ・ランドール、他
■ストーリー:
オーストラリアの小さな漁業の町バークレー。誰もがフレンドリーなこの町は、静かで平和そのものだった。この町で育った美しく若い女性レネは、そんな故郷を離れ大都会へと旅立つ準備をしていた。ちょうどその時、突然空から大量の隕石が町に降り注ぐ。そして恐ろしいことに、その隕石に直撃された人間は不死のアンデッドと化し、今度は次々と町の人々を襲い始めたのだった。あっという間に町はアンデッドで溢れかえる。アンデッドたちに行く手を阻まれたレネは、なんとか武器ショップを経営するマリオンの家に逃げ込むのだったが…。
■感想:
ピーター・スピエリッグマイケル・スピエリッグ監督デビュー作品。隕石の飛来で不死と化したアンデッドたちが町に溢れかえるさまを、過去のゾンビ映画の正統を継承しつつ、低予算を感じさせない画づくりと適度なユーモアを織り交ぜた捻りのきいたストーリー構成で描く。ゾンビになるのは隕石が原因ですが、隕石の放射能が原因でゾンビになるのではなく、運悪く隕石に直撃された人がゾンビになる設定は面白いです。てっきりゾンビ映画だと思っていましたが、後半からSF的な展開になって、最後もあまり意味が分からないまま終る展開は残念でした。過去のゾンビ映画の正統を継承しつつ、映画にオリジナリティーを持たせるためエイリアン的要素を取り入れたと思われますが、ゾンビ一本で勝負して欲しかったです。映画「ブレインデッド」を意識したと思われる演出がありますが、低予算を感じさせない作りは見事だと思います。
■評価:★★★☆☆

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