ブリッジ・オブ・スパイ(2015)

■邦題:ブリッジ・オブ・スパイ
■原題:BRIDGE OF SPIES
■上映時間:142分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、ドラマ
■配給:FOX
■公開:2016/01/08

その橋を踏み外せば世界が終わる。
冷たい戦争を止めたのは、
ひとりの男のやさしさだった。

■監督:スティーヴン・スピルバーグ
■製作:スティーヴン・スピルバーグ、マーク・プラット、クリスティ・マコスコ・クリーガー
■製作総指揮:アダム・ソムナー、ダニエル・ルピ、ジェフ・スコール、ジョナサン・キング
■脚本:マット・シャルマン、イーサン・コーエンジョエル・コーエン
■撮影:ヤヌス・カミンスキー
■プロダクションデザイン:アダム・ストックハウゼン
■衣装デザイン:カシャ・ワリッカ・マイモーネ
■編集:マイケル・カーン
■音楽:トーマス・ニューマン
■出演:トム・ハンクスマーク・ライランスエイミー・ライアンアラン・アルダ、スコット・シェパード、セバスチャン・コッホ、オースティン・ストウェル、ウィル・ロジャース、ミハイル・ゴアヴォイ、ドメニク・ランバルドッツィ、ノア・シュナップ、イヴ・ヒューソン、ジリアン・レブリング、ピーター・マクロビー、他

■ストーリー:
米ソ冷戦下の1957年、ニューヨーク。ルドルフ・アベルという男がスパイ容疑で逮捕される。国選弁護人として彼の弁護を引き受けたのは、保険を専門に扱う弁護士ジェームズ・ドノヴァン。ソ連のスパイを弁護したことでアメリカ国民の非難を一身に浴びるドノヴァンだったが、弁護士としての職責をまっとうし、死刑を回避することに成功する。5年後、アメリカの偵察機ソ連領空で撃墜され、アメリカ人パイロットのパワーズがスパイとして拘束されてしまう。アメリカ政府はパワーズを救い出すためにアベルとの交換を計画、その大事な交渉役として白羽の矢を立てたのは、軍人でも政治家でもない一民間人のドノヴァンだった。交渉場所は、まさに壁が築かれようとしていた敵地の東ベルリン。身の安全は誰にも保証してもらえない極秘任務に戸惑いつつも、腹をくくって危険な交渉へと臨むドノヴァンだったが…。

■感想:
実に3年ぶりのスピルバーグ監督作品です。監督はスピルバーグ、脚本はコーエン兄弟、主演はトム・ハンクスというドリームチームによって作られた作品。舞台はアメリカとソ連が冷戦状態にあった1950代〜60年代。ドノヴァン演じるトム・ハンクスが好演。後半の東ベルリンに舞台に移してからの緊張感がありした。ベルリンの壁が築かれるシーンが描かれていましたが、壁の最初のバージョンはコンクリートの塊と有刺鉄線の間に合わせの壁だったのは知りませんでした。後から良く見かけたセメント板の壁に取り替えられたみたいです。ラストのテレビの報道で家族が父親の手柄を知るシーンはとても良かった。

■評価:★3.8