パシフィック・リム:アップライジング(2018)

パシフィック・リム:アップライジング

■邦題:パシフィック・リム:アップライジング
■原題:PACIFIC RIM UPRISING
■上映時間:111分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション/SF/アドベンチャー
■配給:東宝東和
■公開:2018/04/13

■監督:スティーヴン・S・デナイト
■製作:トーマス・タル、メアリー・ペアレント、ジョン・ジャシュニ、ケイル・ボイター、ギレルモ・デル・トロジョン・ボイエガ、フェミ・オーガンズ
■脚本:エミリー・カーマイケル、キラ・スナイダー、スティーヴン・S・デナイト、T・S・ノーリン
■撮影:ダン・ミンデル
■音楽:ローン・バルフェ
■出演:ジョン・ボイエガスコット・イーストウッドケイリー・スピーニー菊地凛子ジン・ティエンバーン・ゴーマンアドリア・アルホナチャーリー・デイ、マックス・チャン、カラン・ブラル、イヴァンナ・ザクノ、新田真剣佑、シャーリー・ロドリゲス、リーヴァイ・ミーデン、ウェスリー・ウォン、リリー・ジー、チュウ・チュウ、ニック・E・タラベイ、マデリーン・マックグロウ、他
■ストーリー:
人類が謎の巨大生命体“KAIJU”との死闘を辛うじて制してから10年。地球は平穏を保っていたが、環太平洋防衛軍(PPDC)では将来の脅威に備えるべく新世代イェーガーの製造と若いパイロット候補生たちの訓練を続けていた。しかし、自らの命と引き換えに人類を救った英雄スタッカー・ペントコスト司令官の息子ジェイクは、周囲の期待に応えられないままPPDCを去り、違法行為に手を染めていた。そんな時、KAIJUへの復讐に燃える少女アマーラと出会ったジェイクは、やがて義理の姉で伝説のパイロット、森マコの説得を受け、PPDCに復帰し、かつてのパートナー、ネイト・ランバートと再会する。そんな中、正体不明の黒いイェーガー“オブシディアン・フューリー”が出現し、謎の暴走を始めるのだったが…。
■感想:
2018年35本目の劇場鑑賞。IMAX3D(字幕版)で鑑賞。前作から10年後を舞台に、再び出現した“KAIJU”に立ち向かうべく新世代の巨大ロボット“イェーガー”を操縦する若きパイロットたちの戦いを描く。続編なのに前作の主役でもあるローリー演じるチャーリー・ハナムが出ないのは残念。しかもローリーに関しては全く言及されてない。怪獣との攻防から10年の月日が経ち、個人でイェーガーを作るものまで現れる。自家製イェーガーのスクラッパーのトランスフォーマー感。とにかく“KAIJU”がなかなか出てこないのでビックリ。ギレルモ・デル・トロ監督の怪獣愛で描かれていた前作に対して、本作はスティーヴン・S・デナイト監督のロボット愛で描かれてます。それはロボットが映える昼間の戦いや、アクロバティックな動きはロボットの魅力を増大させおり、極めつけは“イェーガー”vs“イェーガー”。本作は今を象徴するロボットアニメの思わせるロボットに感じます。良かったのは、最終決戦の舞台が日本の東京だったことなんですが、場所は東京っぽいどこかの街でした。怪獣よりイェーガーの方が街をぶっ壊してます。全体的にあまりに中国を意識し過ぎなのが残念でした。ジェイクの最後の一言が、「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」の最後を思い出す。ニュート・ガイズラー博士演じるチャーリー・デイが、クリスチャン・スレイターに見えて仕方ない。
■評価:★★★☆☆