孤狼の血(2017)

孤狼の血

■邦題:孤狼の血
■上映時間:126分
■製作国:日本
■ジャンル:ドラマ/犯罪/任侠・ヤクザ
■配給:東映
■公開:2018/05/12
警察じゃけぇ、何をしてもえぇんじゃ
■監督:白石和彌
■製作:村松秀信、木下直哉、堀内大示、新井重人、丸橋哲彦、吉崎圭一、宮崎伸夫、大村英治、吉村和文、丸山伸一、瀬井哲也、間宮登良松、荒波修、渡辺勝也、長谷幸範
■プロデューサー:天野和人
■企画プロデュース:紀伊宗之
■原作:柚月裕子
■脚本:池上純哉
■撮影:灰原隆裕
■特殊メイクデザイン:藤原カクセイ
■特殊造形:藤原カクセイ
■美術:今村力
■衣装:森口誠治
■編集:加藤ひとみ
■音響効果:柴崎憲治
■音楽:安川午朗
■音楽プロデューサー:津島玄一
VFXスーパーバイザー:小坂一順
ガンエフェクト納富貴久男
スクリプター:長坂由起子
■スタントコーディネーター:吉田浩之
■照明:川井稔
■製作統括:木次谷良助
■装飾:京極友良
■録音:浦田和治
■ヘアメイクデザイン:見勝彦
■助監督:山本亮
■キャスティングプロデューサー:福岡康裕
■出演:役所広司松坂桃李真木よう子音尾琢真駿河太郎中村倫也阿部純子滝藤賢一矢島健一田口トモロヲ井上肇、瀧川英次、沖原一生、さいねい龍二、中山峻、黒石高大嶋田久作、勝矢、野中隆光、田中偉登、ウダタカキ、九十九一、岩永ジョーイ、町田マリー伊吹吾郎MEGUMI中村獅童竹野内豊ピエール瀧石橋蓮司江口洋介、他
■ストーリー:
暴力団対策法成立直前の昭和63年。広島の地方都市、呉原。そこでは地場の暴力団“尾谷組”と、広島の巨大組織“五十子会”をバックに進出してきた新興組織“加古村組”が一触即発の状態で睨み合っていた。そんな中、呉原東署に赴任してきたエリート新人刑事の日岡秀一は、凄腕ながら暴力団との癒着など黒い噂が絶えないマル暴のベテラン刑事・大上章吾の下に配属される。すると赴任早々、加古村組系列のフロント企業経理担当が失踪する事件が発生、暴力団絡みの殺人事件と睨んだ大上は、さっそく日岡を引き連れ捜査を開始するのだったが…。
■感想:
2018年50本目の劇場鑑賞。人気作家・柚月裕子東映やくざ映画の金字塔「仁義なき戦い」へのオマージュを込めつつ書き上げたベストセラー小説を豪華キャストの共演で映画化した衝撃作。暴力団同士の抗争が激化する広島のとある地方都市を舞台に、暴力団が絡む事件の解決に乗り出したマル暴刑事が己の信念のみに従って進める法律無視の過激な捜査の行方を壮絶なバイオレンス描写とともに描き出す。原作未読。バイオレンス描写は好きですが、昔からヤクザ映画は観ないのですが、評判が良いので鑑賞。旬な人気キャストが豪快に暴れ回り、自分の正義以外は悪と掲げ、それぞれの生き残りをかけた戦いが繰り広げる。舞台は広島県呉市をモデルとした架空の都市なんで、広島弁がバリバリ飛び交います(下ネタも)。容赦ないバイオレンス描写。エロは少なめ。役所広司はもちろんなんですが、構成員の吉田滋を演じた音尾琢真(noちゃん)のチンピラ感が良かった。とくに真珠のくだりは面白い。この手のバイオレンス映画は最近韓国映画に圧されっ放しだったが、久しぶりに面白いのを見せてもらいました。本作はまさにビックリ、ドッキリ、◯◯◯◯ス。
■評価:★★★★☆