ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018)

ウィンチェスターハウス アメリカで最

■邦題:ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷
■原題:WINCHESTER
■上映時間:99分
■製作国:オーストラリア、アメリ
■ジャンル:ドラマ、ホラー、伝記
■配給:REGENTS
■公開:2018/06/29
増築し続けないと、死ぬ。
■監督:ピーター・スピエリッグマイケル・スピエリッグ
■製作:ティム・マクガハン、ブレット・トムバーリン
■製作総指揮:ベネディクト・カーヴァー、ダニエル・ダイアモンド、トビン・アームブラスト、マイケル・バートン
■脚本:トム・ヴォーンピーター・スピエリッグマイケル・スピエリッグ
■撮影:ベン・ノット
■プロダクションデザイン:マシュー・パットランド
■衣装デザイン:ウェンディ・コーク
■編集:マット・ヴィラ
■音楽:ピーター・スピエリッグ
■出演:ヘレン・ミレンジェイソン・クラーク、セーラ・スヌーク、エイモン・ファーレン、フィン・シクルーナ=オプレイ、他
■ストーリー:
ウィンチェスター銃を開発し、莫大な資産を築いたウィンチェスター一族だったが、娘や夫に先立たれてしまった未亡人のサラ・ウィンチェスターは、高名な霊媒師から一族の不幸はウィンチェスター銃によって死んだ亡霊たちの仕業で、彼らを閉じ込めるために屋敷の建築を止めてはならないと告げられる。それを鵜呑みにして増改築を延々と続けるサラ。彼女の行動に疑問を抱いたウィンチェスター社の経営陣は、精神科医のエリックを屋敷に送り込むのだったが…。
■感想:
2018年64本目の劇場鑑賞。ヘレン・ミレンが、銃の製造販売で富を築いたウィンチェスター家の未亡人サラ・ウィンチェスターを演じる異色の伝記ホラー・サスペンス。今では幽霊屋敷として実際に観光名所にもなっている“ウィンチェスターハウス”を題材に、屋敷に巣くう亡霊たちを恐れて妄信的に増改築を繰り返した未亡人の姿を描く。カリフォルニア州サンノゼ、サウスウィンチェスター通り525に今も現存し、人々を恐れさせている幽霊屋敷“ウィンチェスターミステリーハウス”。サラ・ウィンチェスターの指示の下、1884年から1922年に彼女が死亡するまで、実に38年間、24時間365日、屋敷の建設工事が続けられた。現在はカリフォルニア州の国家歴史登録財にも指定され、サンノゼの観光地として観光客を迎えている。これは是非とも行ってみたい。建築物のインパクトに比べると怖くないのは残念。驚かし方も突然の大きな音での一辺倒で、同系監督としてジェームズ・ワンには到底及ばない。一番怖いのは、最後に映し出される実際のウィンチェスター婦人の写真。
■評価:★★★☆☆