映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

■邦題:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
■上映時間:108分
■製作国:日本
■ジャンル:SF
■配給:クロックワークス、カラー
■公開:2009/06/27
■監督:摩砂雪鶴巻和哉
■総監督:庵野秀明
■原作:庵野秀明
■脚本:庵野秀明
■撮影監督:福士享
美術監督:加藤浩、串田達也
CGI監督:鬼塚大輔、小林浩康
■キャラクターデザイン:貞本義行
メカニックデザイン:山下いくと
作画監督:鈴木俊二、本田雄松原秀典奥田淳
色彩設計:菊地和子
特技監督増尾昭一
■副監督:中山勝一小松田大全
■声の出演:緒方恵美林原めぐみ宮村優子坂本真綾三石琴乃山口由里子山寺宏一石田彰立木文彦清川元夢長沢美樹子安武人優希比呂関智一岩永哲哉岩男潤子麦人、他
■ストーリー:
汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗ることで、自ら戦うことを選んだ碇シンジ。大きな運命を託された14歳の少年の物語は、未知の領域へ突入する…。
■感想:
2009年40本目の劇場鑑賞です。公開翌日劇場で観ました。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の摩砂雪鶴巻和哉監督作品。オリジナルのTVシリーズをリビルド(再構築)し、新劇場版として生まれ変わった全4部作の第2弾。本作は完全新作をベースに制作、新たなヒロインや新型エヴァンゲリオンの登場などデザインと設定が大幅に刷新され、“使徒”とEVAシリーズの戦いがさらにスケールアップした形でスペクタクルに展開していく。完全に新作として描かれた映像美は素晴らしいです。冒頭から新キャラクターのマリがヱヴァンゲリヲン仮設5号機に乗って使徒とのバトルを見せてくれます。しかし、マリは碇シンジ以外の登場人物とは絡んでおらず、アスカ・ラングレーの存在が中途半端でした。謎の生命体、使徒のデザインも一新されて、エヴァンゲリオン使徒のバトルシーンは必見です。第10の使徒はTV版ではヱヴァに喰われるのですが、本作では逆に第10の使徒がヱヴァを喰らう逆転の展開には驚きました。ラストのカヲルの意味深な台詞がとても気になります。第3弾の「Q」はいつ観れるのでしょうか?
■評価:★★★★☆