映画「マチェーテ」

マチェーテ

■邦題:マチェーテ
■原題:MACHETE
■上映時間:105分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、エロティック
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■公開:2010/11/06
■監督:イーサン・マニキス、ロバート・ロドリゲス
■製作:エリザベス・アヴェラン、アーロン・カウフマン、イリアナ・ニコリック、ロバート・ロドリゲス、リック・シュウォーツ、クエンティン・タランティーノ
■製作総指揮:アラン・バーノン、アンソニー・グダス、マイルズ・ネステル
■脚本:ロバート・ロドリゲス、アルヴァロ・ロドリゲス
■撮影:ジミー・リンゼイ
■衣装デザイン:ニナ・プロクター
■編集:レベッカ・ロドリゲス
■音楽:ジョン・デブニー
■出演:ダニー・トレホジェシカ・アルバロバート・デ・ニーロスティーヴン・セガールミシェル・ロドリゲスジェフ・フェイヒードン・ジョンソンシェー・ウィガムリンジー・ローハンチーチ・マリン、他
■ストーリー:
麻薬王トーレスによって愛する家族を殺されたメキシコの元連邦捜査官マチェーテ。今はアメリカのテキサスで不法移民に身をやつし、復讐の時を待っていた。ある日、彼は謎のビジネスマンからその腕っ節を見込まれ、高額の報酬と引き換えに不法移民の弾圧を目論む悪徳議員マクラフリンの暗殺を依頼される。しかしそれは、不法移民排斥を有利に進めるために仕組まれた巧妙な罠だった。なんとか窮地を脱したマチェーテは、タコスを販売しながら不法移民を裏で支援する女トラック運転手ルースと銃の扱いはお手の物の聖職者パードレの助けを借り、復讐へと乗り出す。一方、アメリカ移民局の美人捜査官サルタナは、マチェーテに疑いの目を向け近づいていくのだが…。
■感想:
2010年54本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。ロバート・ロドリゲス監督が盟友クエンティン・タランティーノと組み、B級映画へのオマージュとして撮り上げた二本立て映画「グラインドハウス」。本作は、その中で上映するためだけに製作された架空の映画の予告編「マチェーテ」を、ロドリゲス監督自ら豪華キャストを贅沢に起用し実際に長編映画として完成させたバイオレンス・アクション。あの見せ場だけのフェク予告編をそのまんまに仕上げたロバート・ロドリゲス監督に拍手を送りたいです。主役のダニー・トレホ以外のキャスティングが、B級映画にもかかわらずジェシカ・アルバロバート・デ・ニーロスティーヴン・セガールミシェル・ロドリゲスリンジー・ローハンとめっちゃ豪華で驚きます。殺し屋役のトム・サビーニがいい味だしていて、殺し屋の紹介シーンには笑えました。悪役のスティーヴン・セガールの最後は切腹オチや、ロバート・デ・ニーロのラストも必見です。リンジー・ローハンの脱ぎっぷりには大変驚かされました。この映画は真面目に見る必要ありません。特にB級映画好きにはお勧めの作品です。
■評価:★★★★★