映画「アルビノ・アリゲーター」

アルビノ・アリゲーター

■邦題:アルビノアリゲーター
■原題:ALBINO ALLIGATOR
■上映時間:97分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス
■配給:東北新社
■公開:1998/02
■監督:ケヴィン・スペイシー
■製作:ブラッド・クレヴォイ、スティーヴ・ステイブラー、ブラッド・ジェンケル
■脚本:クリスチャン・フォルテ
■撮影:マーク・プラマー
■編集:ジェイ・キャシディ
■美術:ネルソン・コーツ
■衣装:イシス・ムセンデン
■音楽:マイケル・ブルック
■字幕:松浦美奈
■主演:マット・ディロンゲイリー・シニーズウィリアム・フィクトナーヴィゴ・モーテンセンジョン・スペンサー、スキート・ウールリッチ、M・エメット・ウォルシュ、ジョー・マンテーニャ、他
■ストーリー:
ドバ、マイロ、ロウの三人の強盗犯が、あるバーに逃げ込む。だが、そこは出入り口が一つしかなく、警察に包囲されてしまう。しかし、警察はドバたちではなく、同じくバーにいた武器密輸犯を追ってきたのだった。自分たちが警察にマークされてはいないことを知った三人だったが、バーの客には正体がばれているので外には出られない……。
■感想:
ケヴィン・スペイシー監督デビュー作品。バーにたてこもった強盗団の心理戦を描くサスペンス。冒頭で張り込みをしていた刑事の一人がマッチを拾おうとして車にひかれますが、マッチを拾う前に仕事しろと思いました。話は淡々とバーの中だけで進んでいき、たまに外もシーンも挿入されます。バーという密室で三人の強盗犯と人質の駆け引きを期待していたのですが、緊張感もそんなにありませんでした。タイトルの「アルビノアリゲーター」白いワニの話は、最後に生き残った3人の親子2人に活かされていた気がしました。親子2人が助かるために1人の男を生贄にして、男を殺したのは、おそらく母ではなく息子が殺し、ラストで息子がのために母がマット・ディロンをかばったと思います。でも、最後はもっと意外な展開を期待したのですが、後味が悪いまま終わりました。
■評価:★★★☆☆