映画「フォーガットン」

フォーガットン

■邦題:フォーガットン
■原題:THE FORGOTTEN
■上映時間:96分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス
■配給:UIP映画
■公開:2005/06/04
■監督:ジョセフ・ルーベン
■製作:ブルース・コーエン、ダン・ジンクス、ジョー・ロス
■製作総指揮:トッド・ガーナー、スティーヴ・ニコライデス
■脚本:ジェラルド・ディペゴ
■撮影:アナスタス・N・ミコス
■編集:リチャード・フランシス=ブルース
■音楽:ジェームズ・ホーナー
■美術:ビル・グルーム
■衣装:シンディ・エヴァンス
■字幕:岡田壮平
■主演:ジュリアン・ムーアドミニク・ウェストゲイリー・シニーズアルフレ・ウッダード、ライナス・ローチ、ロバート・ウィズダムジェシカ・ヘクト、アンソニー・エドワーズ、他
■ストーリー:
11人の死亡が確認された悲惨な飛行機事故で9歳になる一人息子サムを亡くした母親テリー。それから14ヵ月たったいまでもテリーは立ち直れずに、サムの思い出に浸るだけの毎日を送っていた。そんなある日、テリーは夫と息子と3人で撮った記念写真からサムだけが消えているのを見つけ困惑する。異変はさらに続き、大切なアルバムからも、そしてビデオテープからもサムが消えてしまっていた。動揺するテリーに精神科医は、“息子など最初から存在しなかった”と告げるのだった。ショックを受けるテリーは、サムの存在を証明しようと躍起になるのだったが…。
■感想:
公開翌日劇場で観ました。「危険な遊び」「マネートレイン」のジョセフ・ルーベン 監督作品。飛行機事故で最愛の息子を亡くし、何ヵ月経っても立ち直れずにいた一人の女性に降りかかる想像を絶する出来事を驚愕の展開で描くサスペンス・スリラー。話はテンポよく進んでいきます。前半と後半で話しの展開が急に変わります。前半は一人息子サムを亡くした母親に、周囲の人達が「息子など最初から存在しなかった」と言われ、さらに国家安全保障局が介入するというサスペンス風に話が進んでいき、面白い展開でした。しかし、ラストに近づくと意外な展開に進んでいきました。前半は面白かったのに、後半の展開とラストのオチで★4つが★2つになりました。要は「親子の絆の強さ」問いたい作品だったのですが、ちょっと中途半端でした。都合が悪くなったら空の彼方へ消し去るのは面白いです。
■評価:★★☆☆☆