映画「チーム★アメリカ/ワールドポリス」

shochan6272005-08-14

■邦題:チーム★アメリカ/ワールドポリス
■原題:TEAM AMERICA: WORLD POLICE
■上映時間:98分
■ジャンル:アクション
■製作国:アメリ
■配給:UIP
■公開:2005/07/30
■監督:トレイ・パーカー
■製作:パム・ブラディ、トレイ・パーカー、マット・ストーン
■製作総指揮:スコット・アヴァーサノ、アン・ガレフィーノ、スコット・ルーディン
■脚本:トレイ・パーカー、マット・ストーン、パム・ブラディ
■撮影:ビル・ポープ
■編集:トム・ヴォグト
■音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
■声の主演:トレイ・パーカー、マット・ストーン、クリステン・ミラー、フィル・ヘンドリー、モーリス・ラマルシュ、他
■ストーリー:
現代世界は、テロや報復が繰り返され、混迷を極めていた。そんな中、世界の平和を乱すテロリストたちに対抗するため、ついに国際警備組織“チーム・アメリカ”が結成される。ある日、彼らはパリでの任務遂行中、とある国の独裁者がテロリストに大量破壊兵器を売りさばこうとしている、との情報を掴んだ。そこでリーダーのスポッツウッドは、ブロードウェイ俳優ゲイリーをリクルートし、おとり捜査をさせようと発案。ゲイリーは、一度はその要請を断るも、自分の才能を世界平和のために使うべきだと思い直し、チームに参加するのだが…。
■感想:
全編「サンダーバード」風の人形で撮られた作品。国際警備組織「チーム・アメリカ」の活躍を描いた内容ですが、全編は人形劇とは思えないほど、下品、残酷な描写が多く、特にゲイリーがゲロを吐くシーンや、ベットシーンなどには驚きました。その他にも下ネタ満載です。笑えるシーンは、カイロでのテロリストを追いかけるシーンで、ジープからピンチの合図を送り続けるゲイリーの顔と動きや、ヒョウに襲われるシーンでヒョウの変わりに黒ネコが出てきたり、マット・デイモンのセリフだけ自分の名前を言うだけなどです。ラストでジョージ・クルーニーショーン・ペン、サミュエル・L・ジャクション、ティム・ロビンスマット・デイモンヘレン・ハントなどのハリウッド・スターとのバトルシーンでも、ハリウッドスターを容赦なく倒しまくりです。内容はバカげてますが、背景となっているパリ、カイロなどの町並みや人々の芝居が実に細かく丁寧に作られているのは必見です。人形がひょこひょこと歩くシーンは好きです。ラストで金○日の正体が宇宙人だったと分かるのは妙に納得できます。
■評価:★★★★☆