映画「ザ・グリード」

shochan6272005-09-01

■邦題:ザ・グリード
■原題:DEEP RISING
■上映時間:107分
■ジャンル:ホラー・アクション
■製作国:アメリ
■配給:東宝東和
■公開:1998/10
■監督:スティーヴン・ソマーズ
■製作:ローレンス・マーク、ジョン・バルデッチ
■製作総指揮:バリー・ベルナルディ
■脚本:スティーヴン・ソマーズ
■撮影:ハワード・アサートン
■音楽:ジェリー・ゴールドスミス
■モンスター・デザイン:ロブ・ボッティン
■字幕:岡田 壮平
■主演:トリート・ウィリアムズファムケ・ヤンセンケヴィン・J・オコナー、ウナ・デーモン、アンソニー・ヒールド、ウェス・ステューディ、デリック・オコナー、ジェイソン・フレミングクリフ・カーティストレヴァー・ゴダードジャイモン・フンスー、他
■ストーリー:
南シナ海。処女航海中の3000人もの乗客を乗せた超豪華客船アルゴノーティカ号。女スリ、トリリアンは客船の金庫までたどり着くが、船長に捕まり食糧庫に監禁された。すると突然、船は何物かに衝突、強い衝撃がパーティー開場を直撃。逃げ惑う客たちで船の上は修羅場と化す。時を同じくして、密輸船サイパン号が航行していた。船長のフィネガンは、傭兵たちを海図にない島まで届ける仕事を請け負っていた。無事、目的地に向うはずが、モーターボートと衝突。船が破壊される寸前に航行中のアルゴノーティカ号を発見、避難するが、客船内には不気味なほど人気がない。
■感想:
劇場で観ました。冒頭で3000人もの乗客が謎の怪物に襲われるが、襲われる描写も少なくスグに終わっているので、全然物足りないです。「90分で3,000人。喰って、喰って、喰いまくれ!」を見て、3000人の観客が化け物に喰われる壮絶なシーンを想像していると肩透かしを食らいます。黒人の傭兵が「マネーマネーマネー」と言いながら頭を斧で殴られたシーンには驚きましたが、気の毒です。化け物はヘビみたいなのが何匹もいるのかと思いましたが、全部タコの触手でした。それにしてもどこまでも伸びて追っかけてきます。触手は音に反応して襲ってくる伏線の描写があった割には、伏線は全く生かされてませんでした。船長フィネガンがクールで強すぎるので、緊張感がないのは残念です。後半でタコの化け物の本体に捕まった時も安心して観れました。
■評価:★★★☆☆