映画「スネーク・アイズ」

■邦題：スネーク・アイズ
■原題：SNAKE EYES
■上映時間：99分
■ジャンル：サスペンス
■製作国：アメリカ
■配給：ブエナ ビスタ インターナショナル
■提供：パラマウントピクチャーズ、タッチストーンピクチャーズ
■公開：1999/02
■監督：ブライアン・デ・パルマ
■製作：ブライアン・デ・パルマ
■製作総指揮：ルイス・A・ストローラー
■原案：ブライアン・デ・パルマ、デヴィッド・コープ
■脚本：デヴィッド・コープ
■撮影：スティーヴン・H・ブラム
■編集：ビル・パンコウ
■衣装：オデット・ガドリー
■音楽：坂本龍一
■字幕：菊地浩司
■主演：ニコラス・ケイジ、ゲイリー・シニーズ、ジョン・ハード、カーラ・グギーノ、スタン・ショウ、ケヴィン・ダン、マイケル・リスポリ、ジョエル・ファビアーニ、デヴィッド・アンソニー・ヒギンズ、タマラ・チュニー、他
■ストーリー：
アトランティック・シティ。地元の刑事リックは、ケチな汚職警官。1万4000人もの観客がつめかけたボクシングの試合に、旧友のケヴィン・ダン中佐の招きでやってきた。ケヴィンは国防長官の警護を務める国防省のエリートで、リックの唯一の誇りだった。ところが、チャンピオンがKOされたその時、国防長官が何者かに撃たれる。たまたま持ち場を離れていたケヴィンをかばうため、リックはその場を取り仕切る。事件の時、国防長官の隣にいたブロンドの女、ジュリアを探すリック。しかし、事態に不審を感じたリックは、試合中の録画テープを巻き戻し、ボクサーが八百長に関与していたのではないかと疑う。彼を問い詰め、八百長を白状させたリックは、この試合が国防長官暗殺のために仕組まれた陰謀だと気づく。
■感想：
冒頭の13分間ノーカットでドーム入口からリングサイドまでの長回しシーンは必見です。ニコラス・ケイジがめっちゃテンションが高かったです。ニコラス・ケイジ汚職警官の演技はいいですし、ゲイリー・シニーズの悪役ブリも良かったです。ブライアン・デ・パルマの巧みなカメラワークは良かったです。冒頭の長回しシーンや、国防長官暗殺時の2画面映像、客室の真上からの撮影など色々と楽しめました。サスペンス要素は少し物足りません。エンドクレジットの中でラスト・ミステリーがありました。ラストで柱に埋まっている赤い宝石が映っていましたが、その宝石は赤毛で赤いドレスを着ていた女の物で、その女は口封じのために殺害されて柱に埋められて、その柱から宝石だけが隠れずに見えていました。ということは事件は完全に解決していないですね。
■評価：★★★☆☆