映画「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」

レモニー・スニケットの世にも不幸せな

■邦題:レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
■原題:LEMONY SNICKET'S A SERIES OF UNFORTUNATE EVENTS
■上映時間:109分
■製作国:アメリ
■ジャンル:コメディ・ファンタジー
■配給:アスミック・エース
■提供:ドリームワークス、パラマウント・ピクチャーズ
■公開:2005/05/03
■監督:ブラッド・シルバーリン
■製作:ローリー・マクドナルド、ウォルター・F・パークス
■製作総指揮:アルビー・ヘクト、ジュリア・ピスター、スコット・ルーディンバリー・ソネンフェルド、ジム・ヴァン・ウィック
■原作:レモニー・スニケット
■脚本:ロバート・ゴードン
■撮影:エマニュエル・ルベッキ
■編集:マイケル・カーン
■衣装:コリーン・アトウッド
■音楽:トーマス・ニューマン
■字幕:石田泰子
■主演:ジム・キャリーメリル・ストリープエミリー・ブラウニングリーアム・エイケン、カラ・ホフマン、シェルビー・ホフマン、ティモシー・スポールビリー・コノリールイス・ガスマン、ジェニファー・クーリッジ、キャサリン・オハラ、セドリック・ジ・エンターテイナー、ジェーン・アダムス、クレイグ・ファーガソン、ジェイミー・ハリス、ダスティン・ホフマン、他
■ストーリー:
裕福なボードレール家の三姉弟妹。長女のヴァイオレットは、並外れた知恵とひらめきで日常の発明品を作る14歳の天才発明家。長男のクラウスは本の虫で、普通の人が一生かかっても読みきれない量の本をすでに読破している。末っ子のサニーは、どんなものでも噛みついたら離さない女の子。そんなある日三姉弟妹が海辺で遊んでいたところ、自宅が火事になり、愛する両親は莫大な遺産だけを残し焼け死んでしまう。身寄りのない三姉弟妹は、ほどなく遠縁の親戚オラフ伯爵が預かることに。しかし預けられてすぐ、三姉弟妹はオラフ伯爵の目当てが自分たちの遺産だと気づくのだが…。
■感想:
DVDで観ました。児童書『世にも不幸なできごと』シリーズを映画化。映像は綺麗でしたが、もっとファンタジーぽいかと思ってました。ジム・キャリーの七変化や独り舞台など、あくの強い演技が一番目立ってたので、三姉弟妹の存在感がなかった気がします。でも、ヴァイオレット、クラウス、サニーの三姉弟妹はいい味出してました。末っ子のサニーの一言ツッコミは笑えました。残念なのは、末っ子のサニーの噛む能力をもっと見せて欲しかった。クラウスが暗記した本を一冊ずつ思い出して危機を回避するシーンは好きです。脇役もメリル・ストリープダスティン・ホフマンなど豪華です。ダスティン・ホフマンはチョトだけ出てました。レモニー・スニケット(ナレーション)がジュード・ロウだとは知りませんでした。エンドクレジットの影絵アニメーションは楽しめました。この作品もシリーズ化されるのかな?結局はオラフ伯爵の一言「この子らがどんなに助けを求めても、誰も耳を貸そうとはしなかった」が不幸になる原因でしょう。しかし、悲壮感が感じられませんでした。ラストは火でオラフ伯爵を燃やすのかと思ってましたが違いました。
■評価:★★★☆☆