映画「フライトプラン」

フライトプラン

■邦題:フライトプラン
■原題:FLIGHTPLAN
■上映時間:98分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、アクション、ミステリー
■配給:ブエナ ビスタ インターナショナル
■提供:タッチストーン・ピクチャーズ
■公開:2006/01/28
■監督:ロベルト・シュヴェンケ
■製作:ブライアン・グレイザー
■製作総指揮:ロバート・ディノッツィ、チャールズ・J・D・シュリッセル
■脚本:ピーター・A・ダウリング、ビリー・レイ
■撮影監督:フロリアン・バルハウス
■編集:トム・ノーブル
■美術:ケヴィン・イシオカ
■衣装:スーザン・ライアル
■音楽:ジェームズ・ホーナー
■字幕:戸田奈津子
■主演:ジョディ・フォスターピーター・サースガードショーン・ビーン、マーリーン・ローストン、エリカ・クリステンセン、ケイト・ビーハン、他
■ストーリー:
愛する夫を突然の事故で亡くし深い悲しみに暮れる航空機設計士のカイル。彼女は夫の遺体を引き取り、6歳の娘ジュリアと共に最新型のジャンボジェット機で帰国の途上にあった。ところが、飛行中の機内でジュリアが忽然と姿を消してしまう。しかし乗客はおろか乗務員の誰一人としてジュリアを見た者はいなかった。さらには搭乗記録すらも存在しなかったことが判明する。それでも必死にジュリアの行方を捜すカイルに対し、乗務員がFAXで送られてきた情報を伝える。それによると、ジュリアは夫と一緒に亡くなっていたのだった。すべては精神的ショックが原因の妄想だったのか? しかしカイルはジュリアがいたことを改めて確信、彼女を取り戻すため決然と立ち上がるのだった。
■感想:
2006年3本目の劇場鑑賞です。公開当日観ました。「タトゥー」のロベルト・シュヴェンケ監督作品。最新鋭のジャンボ旅客機内で、最愛の娘を取り戻すため、全乗員乗客を相手にたった一人で戦いを挑むサスペンス・アクション。上映時間が98分と短いので話の展開がテンポよく進んでいきます。娘ジュリアを守る母親カイルをジョディ・フォスターが見事に演じていました。ジュリアは最初からこの機に乗ってなく、カイルが精神が不安定だということで妄想だという展開になった時に、このまま終わるのかと思えば、ちゃんと犯人がいました。ジュリアが忽然と姿を消してしまうので、大きい組織が関わっているのかと思っていましたが、普通な犯人と普通な犯行内容でした。「フォーガットン」みたいなオチではなくて良かったです。なぜカイルが犯人にターゲットにされたのかが説明不足だったと思います。前半はミステリアスな展開でいい感じだったのですが、犯人が分かってからが普通のハイジャック映画になってました。オチも普通でしたが、カイルの親子愛は良かったです。アラブ系の男達がなにか絡んでくると思っていたけど何もなかったのは寂しいです。ラストで、犯人と間違えて殴ったアラブ系の男にカバンを拾ってもらっているのに、謝らないのが気になりました。あと、機長もちゃんと謝れと思いました。
■評価:★★★★☆