映画「X-MEN:ファイナル ディシジョン」

X-MEN:ファイナル ディシジョン

■邦題:X-MEN:ファイナル ディシジョン
■原題:X-MEN: THE LAST STAND
■上映時間:105分
■製作国:アメリ
■ジャンル:SF、アクション
■配給:20世紀フォックス映画
■提携:マーベル・エンターテイメント
■公開:2006/09/09
■監督:ブレット・ラトナー
■製作:アヴィ・アラッド、ローレン・シュラー=ドナー、ラルフ・ウィンター
■製作総指揮:スタン・リー、ジョン・パレルモ
■脚本:ザック・ペン、サイモン・キンバーグ
■撮影:フィリップ・ルースロ、ダンテ・スピノッティ
■編集:マーク・ゴールドブラット、マーク・ヘルフリッチ、ジュリア・ウォン
■美術:エド・ヴァリュー
■衣装:ジュディアナ・マコフスキー
■音楽:ジョン・パウエル
■字幕:林完治
■主演:ヒュー・ジャックマンハル・ベリーパトリック・スチュワートジェームズ・マースデンベン・フォスターファムケ・ヤンセンイアン・マッケランレベッカ・ローミンアンナ・パキンショーン・アシュモア、アーロン・スタンフォード、ダニエル・クドモア、ケルシー・グラマー、ヴィニー・ジョーンズ、マイケル・マーフィ、ダニア・ラミレス、エリック・デイン、キャメロン・ブライト、エレン・ペイジオリヴィア・ウィリアムズ、ショーレ・アグダシュルー、他
■ストーリー:
プロフェッサーXの右腕だったジーンの死により、いまだその動揺から立ち直れずにいるX-MEN。そんな中、“ミュータントは病だ”と主張する天才科学者によって、ミュータントの能力を消去し普通の人間にすることのできる新薬“キュア”が開発される。“ミュータントのまま生きるか、それとも人間になるか”という究極の選択に、ミュータント社会は大きく揺れる。マグニートー率いるブラザーフッドは、キュアの根絶を狙い、キュア開発のカギとなる少年ミュータント、リーチの強奪に動き出す。一方、X-MENは人類とミュータントの全面戦争を回避しようと奔走するのだが…。
■感想:
2006年48本目の劇場鑑賞です。公開当日観ました。「ラッシュ・アワー」「レッド・ドラゴン」のブレット・ラトナー監督作品。並はずれた特殊能力を有するミュータント集団“X-MEN”の活躍を描くマーヴェル・コミック原作のシリーズ第3弾にして最終章と銘打たれたSFアクション大作。人類との共存を目指すX-MENに訪れた最大の試練を壮大なスケールで描き出す。監督がブライアン・シンガー監督からブレット・ラトナー監督に交代。ジャガーノート、ビースト、エンジェル、カリスト、アークライト、キッド・オメガ、リーチなど、新キャラが沢山登場したのは楽しめるが、ミュータントが多すぎて一人一人の魅力が描ききれてない。お気に入りなのはヴィニー・ジョーンズ演じるジャガーノート。主要キャラをどんどん抹殺するのはあまりにも切ない。ミュータントたちを人間に変える薬“キュア”が開発されて、マグニートーでさえ普通の老人になってしまう。ウルヴァリンの過去には触れず。シリーズの中で一番迫力ある映像で楽しめる。パイロアイスマンの“炎”対“氷”の因縁深い対決は見所の一つである。
■評価:★★★★☆