映画「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ

■邦題:ナニー・マクフィーの魔法のステッキ
■原題:NANNY MCPHEE
■上映時間:98分
■製作国:アメリカ、イギリス、フランス
■ジャンル:コメディ、ファンタジー、ファミリー
■配給:UIP映画
■公開:2006/04/15
■監督:カーク・ジョーンズ
■製作:ティム・ビーヴァン、リンゼイ・ドーラン、エリック・フェルナー、デブラ・ヘイワード
■製作総指揮:ライザ・チェイシン
■原作:クリスティアナ・ブランド
■脚本:エマ・トンプソン
■撮影:ヘンリー・ブラハム
■編集:ニック・ムーア
■美術:マイケル・ハウエルズ
■衣装:ニック・エデ
■音楽:ジャスティン・クリシュ、ニック・ムーア
■主演:エマ・トンプソンコリン・ファースケリー・マクドナルドアンジェラ・ランズベリー、セリア・イムリー、デレク・ジャコビイメルダ・スタウントン、トーマス・サングスター、ホリー・ギブス、パトリック・バーロウ、他
■ストーリー:
葬儀社に勤めるブラウン氏のわんぱくな7人の子どもたち。1年前に母親を亡くして以来、彼らの最大の楽しみは、家にやって来たナニー(乳母)へのいたずら。おかげで雇ったナニーは次から次へと辞めてしまうのだった。そんなブラウン家に、ある日新しいナニーが現われた。そのちょっと恐ろしげな容姿のこの女性こそ、伝説のナニー、マクフィーだった。魔法のステッキを持ったマクフィーが来て以来、ブラウン家では不思議なことが次々と起こり、子どもたちは大事なことを一つずつ身につけていくのだった…。
■感想:
「ウェイクアップ!ネッド」のカーク・ジョーンズ監督作品。人気作家クリスティアナ・ブランドの『ふしぎなマチルダばあや』を、イギリスを代表する女優の一人、エマ・トンプソンが自ら脚本・主演を務め映画化したファミリー向けファンタジー映画。ストーリー展開が早くサクサクと進んでいきます。子供たちも流石に魔法には勝てないので、素直に従っていきますが、魔法を使うシーンは思ったより少なかったです。わんぱくな子供たちより、お年寄りの方がインパクトがあって目立っていました。笑えるシーンはロバのダンスでした。子供たちが大事なことを一つずつ身につけていくと、マクフィーの姿が綺麗になるのは見てて分かるのですが、どうしてなるのかは最後まで意味が分かりませんでした。ラストでマクフィーが去っていきますが、意外とあっさりとしていて泣けませんでした。エンドロールが「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」に似てたので、同じ監督かなと思いましたが、違ってました。
■評価:★★★☆☆