映画「レディ・イン・ザ・ウォーター」

レディ・イン・ザ・ウォーター

■邦題:レディ・イン・ザ・ウォーター
■原題:LADY IN THE WATER
■上映時間:110分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ファンタジー、ドラマ、ミステリー
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■提供:LEGENDARY PICTURES、プライング・エッジ・ピクチャーズ
■公開:2006/09/30
■監督:M・ナイト・シャマラン
■製作:M・ナイト・シャマラン、サム・マーサー
■脚本:M・ナイト・シャマラン
■撮影:クリストファー・ドイル
■編集:バーバラ・タリヴァー
■美術:マーティン・チャイルズ
■衣装:ベッツィ・ハイマン
■音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
■字幕:古田由紀子
■主演:ポール・ジアマッティブライス・ダラス・ハワード、フレディ・ロドリゲス、ジェフリー・ライトボブ・バラバン、サリタ・チョウドリー、ビル・アーウィンジャレッド・ハリスM・ナイト・シャマラン、シンディ・チャン、メアリー・ベス・ハート、ノア・グレイ=ケイビー、ジョセフ・D・ライトマン、他
■ストーリー:

ごく普通のアパート“コーブ・アパート”の管理人クリーブランド・ヒープは、廊下の掃除や電球の交換をするだけの単調な毎日を送っていた。ところがある晩、彼の前にストーリーと名乗る謎めいた女性が姿を現わす。クリーブランドは彼女がおとぎ話に登場する精霊(ニンフ)のような存在であることを突き止める。彼女は恐ろしい怪物に追われ、自分の世界に戻れずに、中庭のプールに身を潜めていたのだった。クリーブランドはアパートの住人たちと協力し、彼女を元の世界へ戻してあげようと奔走するのだが…。
■感想:
2006年51本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「シックス・センス」「ヴィレッジ」のM・ナイト・シャマラン監督作品。単調な毎日を送る平凡な男が、謎の美女との遭遇を境に、不可思議で危険な事態に巻き込まれていく。またまた、M・ナイト・シャマラン本人も住人役で登場していました。ストーリーを演じるブライス・ダラス・ハワードの水の妖精らしい透明感のある描写はよかったです。多様多種の住人が集まるアパートで、記号論者、守護者、職人、治療者のキーマンを探す展開は面白いですが、水の妖精の存在を意外と簡単に受け止めますが、ヒープが言葉がつかえる吃音でありながら、必死で伝えようとする姿勢が信じさせているのかもしれません。しかし、登場人物が多過ぎで、役割に説得力のない部分がありました。守護者がレジーというのは分かりやすかったです。気になったのは、ヒープの息ごらえの長さです。逆さまのコップの中に入っている少しの空気で呼吸するのは面白かったです。13-Bに引っ越してきたファーバーだけ、あまり関係ないのにスクラントに殺されたのは気の毒でした。ラストは意外にあっさりとした普通の終わり方で、M・ナイト・シャマラン監督らしくないオチでした。
■評価:★★☆☆☆