映画「ラブ・アクチュアリー」

ラブ・アクチュアリー

■邦題:ラブ・アクチュアリー
■原題:LOVE ACTUALLY
■上映時間:135分
■製作国:イギリス、アメリ
■ジャンル:ロマンス、コメディ
■配給:UIP映画
■提供:ユニバーサル・ピクチャーズ、STUDIO CANAL
■公開:2004/02/07
■監督:リチャード・カーティス
■製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ダンカン・ケンワーシー
■製作総指揮:モハメド・アル=ファイド、リチャード・カーティス
■脚本:リチャード・カーティス
■撮影:マイケル・コールター
■美術:ジム・クレイ、ジャスティン・ウォーバートン=ブラウン
■衣装:ジョアンナ・ジョンストン
■編集:ニック・ムーア
■音楽:クレイグ・アームストロング
■字幕:戸田奈津子
■主演:ヒュー・グラントリーアム・ニーソンエマ・トンプソンアラン・リックマンコリン・ファースローラ・リニーキーラ・ナイトレイローワン・アトキンソンビリー・ボブ・ソーントンビル・ナイ ビリー、アンドリュー・リンカーンマルティン・マカッチョン、ジョアンナ・ペイジ、クリス・マーシャル、ルシア・モニス、マーティン・フリーマン、トーマス・サングスター、ロドリゴ・サントロ、ハイケ・マカッシュ、キウェテル・イジョフォー、アブダル・サリス、グレゴール・フィッシャー、オリヴィア・オルソン、シエンナ・ギロリーエリシャ・カスバートデニース・リチャーズ、他
■ストーリー:
12月のロンドン。クリスマスを目前に控え、誰もが愛を求め、愛をカタチにしようと浮き足立つ季節。新たに英国の首相となったデヴィッドは、国民の熱い期待とは裏腹に、ひと目惚れした秘書のナタリーのことで頭がいっぱい。一方街では、最愛の妻を亡くした男が、初恋が原因とも知らず元気をなくした義理の息子に気を揉み、恋人に裏切られ傷心の作家は言葉の通じないポルトガル人家政婦に恋をしてしまい、夫の不審な行動に妻の疑惑が芽生え、内気なOLの2年7ヵ月の片想いは新たな展開を迎えようとしていた…。
■感想:
リチャード・カーティス監督デビュー作品。クリスマスを目前にしたロンドンを舞台に、男女19人が織りなすさまざまな恋愛模様を同時進行で描く心暖まる群像ラブ・コメディ。クリスマス時期に恋人と一緒に観るのがうってつけの映画だと思います。出演者も豪華で見応えありました。恋愛映画が苦手な人にも気楽に楽しめる内容だと思います。ビル・ナイが歌う曲から始まるオープニングのクリスマス時期の雰囲気は好きです。さまざまな愛の物語が同時進行で描かれていますが、気に入ったエピソードは、英国の首相と秘書のナタリーのエピソードで、首相が長い通りで一軒一軒、ナタリーの家を探すシーンは笑えました。ダニエルと義理の息子サムのエピソードもよく、空港に会いに行くシーンは良かったです。ローワン・アトキンソンがさり気なくサムを助けてくれるシーンは好きです。ローワン・アトキンソンは恋愛には関係ない役で登場します。ビル・ナイもいい味だしてました。「クリスマスだから・・・」というセリフが多かったのが印象的です。ラストの空港の到着ゲートで出迎えるシーンはよかったです。見ている人を幸せな気分にさせてくれる映画だと思います。
■評価:★★★★★