映画「主人公は僕だった」

主人公は僕だった

■邦題:主人公は僕だった
■原題:STRANGER THAN FICTION
■上映時間:112分
■製作国:アメリ
■ジャンル:コメディ、ドラマ、ファンタジー
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■提供:コロンビア・ピクチャーズ、マンデイト・ピクチャーズ
■製作:スリー・ストレンジ・エンジェルズ
■公開:2007/05/19
■監督:マーク・フォースター
■製作:リンゼイ・ドーラン
■製作総指揮:ジョー・ドレイク、ネイサン・カヘイン、エリック・コペロフ
■脚本:ザック・ヘルム
■撮影:ロベルト・シェイファー
■美術:ケヴィン・トンプソン
■衣装:フランク・フレミング
■編集:マット・チェシー
■音楽:ブリット・ダニエル、ブライアン・レイツェル
■音楽スーパーバイザー:ブライアン・レイツェル
■字幕:牧野琴子
■主演:ウィル・フェレルエマ・トンプソンダスティン・ホフマンクイーン・ラティファマギー・ギレンホールリンダ・ハント、トニー・ヘイル、クリスティン・チェノウェス、トム・ハルス、他
■ストーリー:
国税庁の会計検査官ハロルド・クリックは、規則正しく単調な毎日を送る平凡な男。ところがある朝、彼の頭にナレーションのような女性の声が聞こえる。それは断続的に聞こえるようになり、文学的な表現でハロルドの行動を的確に描写していく。どこかで自分を主人公にした小説が書かれていると疑い始めたハロルドは、“このささいな行為が死を招こうとは、彼は知るよしもなかった”という信じがたいフレーズを聞いてしまう。困惑するハロルドは、文学を専門とするヒルバート教授の協力を得ながら、悲劇的な結末を回避するため奔走するのだが…。
■感想:
2007年37本目の劇場鑑賞です。公開翌日観ました。「チョコレート」「ネバーランド」のマーク・フォースター監督作品。ひねりの利いた設定と巧みなストーリー展開なハートフル・ファンタジー・コメディ。ある日突然、自分の人生が人気作家によって執筆中の物語に左右されていることを知った男が、自分の人生を取り戻すために奮闘するさまを、“小説の語り手”についての考察を絡めつつ、ユーモラスかつ寓話的に綴る。ユーモアにあるれる内容で、アイデアが面白かったです。ストーリーはシンプルで分かりやすい内容でした。大爆笑するほどのコメディ映画ではありませんが、クスっと笑える場面があって楽しめる内容でした。大真面目なハロルドを演じるウィル・フェレルをはじめ、ダスティン・ホフマンエマ・トンプソンマギー・ギレンホールと演技が良かったです。ウィル・フェレルが美味しそうに食べるクッキーは、観ていて食べたくなりました。アイデアが面白かっただけにオチも期待しましたが平凡なオチでした。もう少し驚くようなオチにしても良かったと思います。
■評価:★★★☆☆