映画「大日本人」

大日本人

■邦題:大日本人
■上映時間:113分
■製作国:日本
■ジャンル:コメディ
■配給:松竹
■製作:吉本興業
■公開:2007/06/02
■監督:松本人志
■企画:松本人志
■脚本:松本人志高須光聖
■企画協力:高須光聖、長谷川朝二、倉本美津留
■撮影:山本英夫
■照明:小野晃
■録音:白鳥貢
■美術:林田裕至、愛甲悦子
大日本人デザイン:天明屋尚
■衣装:高堂のりこ、木村直美
■編集:上野聡一
■音楽:テイ・トウワ
■主演:松本人志竹内力UA神木隆之介海原はるか、長谷川朝二、板尾創路、他
■ストーリー:
ひっそりと平凡に暮らす大佐藤は、6代目大日本人として防衛庁から不定期に依頼される仕事で生計を立てていた。しかし以前とは違い、大日本人に対する世間の目は厳しく、活躍の場も次第に減っていた。そんなある日、いつものように防衛庁の命を受けた大佐藤は、電変場に向かいある儀式を行うのだが…。
■感想:
2007年41本目の劇場鑑賞です。公開翌日観ました。松本人志監督デビュー作品。独自のお笑い哲学でその道をストイックに探求し続ける孤高のお笑い芸人、松本人志。これまでにも、コントなどの形で映像分野でもその才能を発揮してきた松本人志が満を持して放つ注目の第1回監督作品。冒頭は松本人志演じる大佐藤大のインタビューのシーンから始まりますが、とにかくカメラの手ブレが酷いので前半で気分が悪くなりました。制作費が10億円と聞いていたので、どこにそんなに制作費がかかるのかと思っていたら、海原はるか演じる「締ルノ獣」が登場して分かりました。全体的に笑えるシーンは少なかったです。劇場も静かでした。笑えたのは様々な獣のキャラクターでした。中でも海原はるか演じる「締ルノ獣」板尾創路演じる「匂ウノ獣」です。北朝鮮からの脅威にはアメリカに頼るしかない日本の現状も描かれていました。最後のCGから突然実写になった展開は、ギャグというよりただ単に予算不足になった感じに思えてました。ラストの実写のシーンとエンドロールは「ごっつええ感じ」みたいでした。結局なんの取材だったのかが分かりませんでした。
■評価:★★☆☆☆

大日本人 通常盤 [DVD]

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