映画「ザ・シューター/極大射程」

ザ・シューター/極大射程

■邦題:ザ・シューター/極大射程
■原題:SHOOTER
■上映時間:125分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、サスペンス
■配給:UIP映画
■提供:パラマウント・ピクチャーズ
■公開:2007/06/01
■監督:アントワーン・フークア
■製作:ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ、リック・キドニー
■製作総指揮:エリク・ハウサム、マーク・ジョンソン
■原作:スティーヴン・ハンター
■脚本:ジョナサン・レムキン
■撮影:ピーター・メンジース・Jr
■美術:デニス・ワシントン
■衣装:ハー・ウィン
■編集:コンラッド・バフ四世、エリック・A・シアーズ
■音楽:マーク・マンシーナ
■字幕:岡田壮平
■主演:マーク・ウォールバーグマイケル・ペーニャダニー・グローヴァーケイト・マーライライアス・コティーズローナ・ミトラネッド・ビーティラデ・シェルベッジアジャスティン・ルイス、テイト・ドノヴァン、レイン・ギャリソン、ブライアン・マーキンソン、アラン・C・ピーターソン、トム・バトラー、レベッカ・トゥーラン、レヴォン・ヘルム、他
■ストーリー:
アフリカの小国エリトリアで相棒のドニーと偵察任務に就いていた米海兵隊の敏腕狙撃手ボブ・リー・スワガー。しかし、両軍の衝突が拡大、不測の事態に司令部は敵陣に取り残された2人を見捨てて撤収、混乱の中でドニーは命を落とす。3年後、スワガーは一線を退き、愛犬サムとワイオミングの山中で隠遁生活を送っていた。そんなある日、彼の元に退役したアイザック・ジョンソン大佐とその部下たちが訪ねてくる。そして、遊説を予定している大統領の暗殺が企てられていると語り、スワガーの経験から犯人が狙撃を計画している都市を特定してほしい、と要請してくるのだった。やがて、その都市をフィラデルフィアに絞り、演説の当日、現場で監視にあたるスワガーだったが…。
■感想:
2007年42本目の劇場鑑賞です。レイトショーで観ました。「トレーニング デイ」「ティアーズ・オブ・ザ・サン」のアントワーン・フークア監督作品。元アメリ海兵隊の凄腕スナイパーがライフルを手に国家的陰謀へ立ち向かう迫力のアクション・サスペンス。原作は『このミステリーがすごい!』で1位に輝くなど日本でも大きな話題を集めたスティーヴン・ハンターの傑作スナイパー小説『極大射程』。原作は未読です。冒頭の狙撃シーンから、ラストシーンまでストーリー展開はテンポよく進んで行きます。敏腕狙撃手スワガー対アメリカ合衆国政府の対決ですが、相手がアメリカ合衆国政府ということで、「ランボー」を思い出します。狙撃シーンや、銃撃シーンなどのアクションシーンは迫力あって見応えありました。マーク・ウォールバーグの鍛えあげた筋肉も必見です。しかしスワガーは簡単に騙され過ぎにも思えます。1kmからの狙撃は実際には可能なんでしょうか?アローデス・ガリンド演じるローナ・ミトラは「インビジブル」にチョイ役で出演してました。ラストの法では裁けない相手は銃で裁く展開はスッキリしますが、容赦なく殺しすぎにも思えました。
■評価:★★★☆☆