映画「ストレンジャー・コール」

ストレンジャー・コール

■邦題:ストレンジャー・コール
■原題:WHEN A STRANGER CALLS
■上映時間:87分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー、サスペンス
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■提供:SCREEN GAMES
■公開:2007/06/16
■監督:サイモン・ウェスト
■製作:ジョン・デイヴィス、ウィック・ゴッドフレイ、ケン・レンバーガー
■製作総指揮:パディ・カレン
■脚本:ジェイク・ウェイド・ウォール
■撮影:ピーター・メンジース・Jr
■美術:ジョン・ゲイリー・スティー
■衣装:マリー=シルヴィー・ドゥヴォー
■編集:ジェフ・ベタンコート
■音楽:ジェームズ・ドゥーリー
■主演:カミーラ・ベルトミー・フラナガン、ケイティ・キャシディ、テッサ・トンプソン、ブライアン・ジェラティ、クラーク・グレッグ、デレク・デ・リント、ケイト・ジェニングス・グラント、デヴィッド・デンマン、アーサー・ヤング、マデリン・キャロル、スティーヴ・イースティン、他
■声の主演:ランス・ヘンリクセン
■ストーリー:
人里離れた丘の上に建つ一軒の豪邸にベビーシッターとしてやって来た女子高生ジル。2人の子どもはすでに2階の部屋で眠りについており、ただの留守番と変わらない気楽で静かな夜が迎えられるはずだった。とこがそこへ、正体不明の男からの不審な電話がかかってくる。最初はイタズラ電話かとタカをくくっていたがジルだったが…。
■感想:
2007年57本目の劇場鑑賞です。「将軍の娘/エリザベス・キャンベル」「トゥームレイダー」のサイモン・ウェスト監督作品。アメリカの都市伝説をモチーフに、“電話”を効果的に使った恐怖演出で評判となった79年製作の「夕暮れにベルが鳴る」をリメイクしたサスペンス・スリラー。ストレンジャーとは、知らない人、第三者、無経験者などという意味です。オリジナルの「夕暮れにベルが鳴る」は未見です。見知らぬ相手から電話がかかってくる展開は今ではホラー映画で定番となってます。ジルは陸上選手で足が速い設定ですが、誰もいない庭で走るだけであまり、足が速いのがあまり活かされていませんでした。犯人は子供を要求するわりには、子供を狙わないのは不自然でした。ラストの展開も普通の事件と変わらない終わり方でした。結局犯人の目的や正体は解らないまま、消化不良で終わりますが、それはオリジナルの「夕暮れにベルが鳴る」では現在と7年後の二部構成になっていて、本作は20分くらいの前半部分の短編映画を長編映画にしたからです。完全なリメイクではなかったのは残念です。まさか後半部分を続編にするのかな?
■評価:★★☆☆☆