映画「ジェヴォーダンの獣」

ジェヴォーダンの獣

■邦題:ジェヴォーダンの獣
■原題:LE PACTE DES LOUPS
■原題:BROTHERHOOD OF THE WOLF[米]
■上映時間:138分
■製作国:フランス
■ジャンル:アクション、サスペンス、ファンタジー
■配給:ギャガ=ヒューマックス
■公開:2002/02/02
■監督:クリストフ・ガンズ
■製作:サミュエル・ハディダ、リシャール・グランピエール
■脚本:クリストフ・ガンズ、ステファーヌ・カベル
■撮影:ダン・ローストセン
■編集:デヴィッド・ウー
■音楽:ジョセフ・ロドゥカ
■主演:サミュエル・ル・ビアン、ヴァンサン・カッセルモニカ・ベルッチ、エミリー・ドゥケンヌ、ジェレミー・レニエ、マーク・ダカスコス、ジャン・ヤンヌ、ジャン=フランソワ・ステヴナン、ジャック・ペラン、ヨハン・レイセン、エディット・スコブ、他
■ストーリー:
ルイ15世統治下のフランス。ジェヴォーダン地方では100人以上もの女と子供が謎の野獣によって惨殺される。やがて、この世にも恐ろしき噂はパリまで届く。1764年。時の国王ルイ15世は謎の野獣の正体を突き止めるためジェヴォーダン地方に若き自然科学者グレゴワール・デ・フロンサックを送り込む。フロンサックは親友で、自然や狼たちと心を通わせることが出来るアメリカ先住民モホーク族のマニを伴い、ジェヴォーダンへと赴く。二人の懸命な捜索にもかかわらず、野獣の正体は杳として知れず、しかも惨劇は未だ続いていた……。
■感想:
「ネクロノミカン」「クライング・フリーマン」のクリストフ・ガンズ監督作品。18世紀フランスで実際に起こった“ジェヴォーダンの野獣”事件。未だ謎に包まれたこの事件に現代的なアプローチで迫ったミステリー・アクション。謎解きがメインだと思っていましたが、意外に格闘アクションが多くて楽しめました。自然科学者のフロンサックとアメリカ先住民モホーク族のマニの2人はカッコよかったです。強いマニが途中で殺される展開には驚きましたが、マニを亡くして怒ったフロンサックが容赦なく復習するシーンはスッキリしました。医者だから戦わないかと思っていたのでフロンサックの強さには驚きました。別にマニが居なくても問題なかった様に思えます。獣の姿を見て「レイザーバック」を思い出しました。獣に襲われた女性の死体が綺麗でしたが、妙にリアルでした。ヴァンサン・カッセルが片腕ではないという展開は、やっぱりという感じでした。ヴァンサン・カッセルが使う伸びる剣は面白かったです。
■評価:★★★★☆

ジェヴォーダンの獣 ― スタンダード・エディション [DVD]

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