映画「オール・ザ・キングスメン」
■邦題:オール・ザ・キングスメン
■原題:ALL THE KING'S MEN
■上映時間:128分
■製作国:アメリカ
■ジャンル:ドラマ
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■提供:コロンビア・ピクチャーズ、フェニックス・ピクチャーズ
■公開:2007/04/07
■監督:スティーヴン・ザイリアン
■製作:ケン・レンバーガー、マイク・メダヴォイ、アーノルド・メッサー、スティーヴン・ザイリアン
■製作総指揮:アンドレアス・グロッシュ、マイケル・ハウスマン、ライアン・カヴァノー、トッド・フィリップス、アンドレアス・シュミット、ジェームズ・カーヴィル、デヴィッド・スウェイツ
■原作:ロバート・ペン・ウォーレン
■脚本:スティーヴン・ザイリアン
■撮影:パヴェル・エデルマン
■美術:パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン
■衣装:マリット・アレン
■編集:ウェイン・ワーマン
■音楽:ジェームズ・ホーナー
■主演:ショーン・ペン、ジュード・ロウ、アンソニー・ホプキンス、ケイト・ウィンスレット、マーク・ラファロ、パトリシア・クラークソン、ジェームズ・ガンドルフィーニ、ジャッキー・アール・ヘイリー、キャシー・ベイカー、タリア・バルサム、トラヴィス・M・シャンパーニュ、フレデリック・フォレスト、ケヴィン・ダン、トム・マッカーシー、グレン・モーシャワー、マイケル・キャヴァノー、他
■ストーリー:
1949年、ルイジアナ州メーソン市。郡の出納官を務める実直な男ウィリーは、小学校建設に絡む役人の汚職を告発して逆に自分が職を追われるハメに。上流階級出身の新聞記者ジャックは、そんなウィリーに興味を抱き交流を持つ。やがてその小学校で欠陥工事が原因の事故が起こり、ウィリーは一躍注目の存在となる。それに目を付けた州の役人タイニーに担がれ、いきなり知事選に出馬するウィリー。しかしそれは、対立候補の票を割るためのタイニーの策略だった。ことの真相をジャックから聞かされたウィリーは、与えられていた演説原稿を破り捨て、自分の言葉で聴衆に語り始めた。この演説が貧しい人々の心を打ち、ウィリーは地滑り的勝利を収め、ついに知事の座を射止めるのだったが…。
■感想:
「ボビー・フィッシャーを探して」「シビル・アクション」のスティーヴン・ザイリアン監督品。政治の腐敗に憤り知事選に名乗りを上げた理想に燃える一人の男が、いつしか自らも悪の道へと落ちていく姿を描く。実在した州知事をモデルに政治の理想と現実を鋭く突いたピュリッツァー賞受賞小説「すべて王の巨」の再映画化ですが、オリジナルは未見です。出演者がアカデミー賞の常連をズラリとそろえた豪華キャストが見応えありました。ウィリー・スターク演じるショーン・ペンの演説シーンは鬼気迫るのを感じました。次第に悪に染まっていく政治家が描かれていますが、やっぱり人は権力を握ると次第に腐敗していくのかな?と思える内容でした。ラストの善と悪の血が流れて交わるシーンは印象的でした。
■評価:★★★☆☆
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