映画「ヒルズ・ハブ・アイズ」

ミッドナイト・ラン

■邦題:ヒルズ・ハブ・アイズ
■原題:THE HILLS HAVE EYES
■上映時間:107分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー、サスペンス
■配給:プレシディオ
■提供:プレシディオ
■公開:2007/09/29
■監督:アレクサンドル・アジャ
■製作:ウェス・クレイヴン、ピーター・ロック、マリアンヌ・マッダレーナ
■脚本:アレクサンドル・アジャ、グレゴリー・ルヴァスール
■オリジナル脚本:ウェス・クレイヴン
■撮影:マキシム・アレクサンドル
■視覚効果スーパーバイザー:ジェイミソン・ゴーイ
■特殊メイク:グレゴリー・ニコテロ、ハワード・バーガー
■美術:ジョセフ・ネメック三世
■衣装:ダニー・グリッカー
■編集:バクスター
■音楽:トムアンドアンディ
■主演:アーロン・スタンフォード、キャスリーン・クインラン、ヴィネッサ・ショウ、エミリー・デ・レイヴィン、ダン・バード、ロバート・ジョイ、テッド・レヴィントム・バウアー、ビリー・ドラゴ、デズモンド・アスキュー、エズラ・バジントン、マイケル・ベイリー・スミス、ラウラ・オルティス、他
■ストーリー:
25年間勤め上げた警察を退職したボブ・カーターは、トレーラーで家族旅行に出た。その途中、人里離れた砂漠を移動中に車が故障、一家は荒野の只中で立ち往生してしまう。家族をトレーラーに残し、ボブと娘婿のダグが助け呼びに向かう。やがてカーター一家は、彼らのいる場所が政府の核実験場で、そこに潜む恐るべき謎の怪物一家が彼らを餌食にすべく罠を仕掛けて誘い込んでいた、という戦慄の事実を思い知らされるのだった…。
■感想:
2008年初の劇場鑑賞です。「ハイテンション」アレクサンドル・アジャ監督作品。77年に発表したカルト・ホラー「サランドラ」をリメイクした戦慄のスプラッタ・ホラー。トレーラーで旅行中に砂漠の真ん中で立ち往生し、謎のフリークス集団の容赦ない襲撃に遭ってしまった一家が体験する恐怖の一部始終と、命を賭したサバイバルの顛末が壮絶なバイオレンス&グロテスク描写満載で描かれてゆく。LOSTシリーズに出演中のエミリー・デ・レイヴィンが出演していました。オリジナルの「サランドラ」よりは面白く緊張感がありました。タイトルで奇形の画像が挿入される演出はオリジナルでは野蛮な食人一族が登場しますが、リメイクではフリークス集団で敵の数が多いことです。オリジナル同様に犬が大活躍しました。クライマックスで、ダグが一人で奇形人間と戦うシーンは見応えありましたが、せっかく連れて行った犬を利用しなかった点が不自然でした。ラストでダグが犬を連れて戻ってくるシーンは「アイ・アム・レジェンド」を思い出しました。
■評価:★★★★☆