映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

スウィーニー・トッド フリート街の悪

■邦題:スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
■原題:SWEENEY TODD: THE DEMON BARBER OF FLEET STREET
■上映時間:117分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、犯罪、ミュージカル
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■公開:2008/01/19
いらっしゃいませ。
そして、永遠にさようなら。

■監督:ティム・バートン
■製作:リチャード・D・ザナック、ウォルター・パークス、ローリー・マクドナルド、ジョン・ローガン
■製作総指揮:パトリック・マコーミック
■原作戯曲:クリストファー・ボンド
■原作:スティーヴン・ソンドハイム、ヒュー・ウィーラー
■脚本:ジョン・ローガン
■撮影:ダリウス・ウォルスキー
■美術:ダンテ・フェレッティ
■衣装:コリーン・アトウッド
■編集:クリス・レベンゾン
■作詞作曲:スティーヴン・ソンドハイム
■字幕:佐藤恵
■主演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマンティモシー・スポールサシャ・バロン・コーエンエドワード・サンダース、ジェイミー・キャンベル・バウアー、ローラ・ミシェル・ケリー、ジェイン・ワイズナー、他
■ストーリー:
19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を営み、妻と娘と幸せに暮らすベンジャミン・バーカー。だが彼はある日、妻に横恋慕したターピン判事によって無実の罪で流刑にされてしまう。やがて15年後、脱獄に成功したベンジャミンは“スウィーニー・トッド”と名を変え、街に戻ってくる。しかし、彼の大家でもあるパイ屋の女主人から、妻はターピンに追いつめられた末に自殺し、娘は幽閉されている、という驚愕の事実を知らされる。怒り狂ったスウィーニーはターピンへの復讐のみに生きることを決意。理髪店を再開し、まずは彼の過去を知る客の喉をカミソリで次々に掻き切っていく。またそれらの死体は階下の女主人によって形を変え…。
■感想:
2008年5本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「ティム・バートンのコープスブライド」「チャーリーとチョコレート工場」のティム・バートン監督作品。ブロードウェイの巨匠スティーヴン・ソンドハイムとヒュー・ウィーラーが手掛けたトニー賞受賞の同名舞台を映画化。無実の罪で投獄させられている間に愛する家族を奪われた理髪師が、名前と容姿を変え復讐に狂奔するさまをキッチュデカダンな雰囲気満載で描く。ティム・バートンジョニー・デップのコンビは今作で6度目となります。スウィーニー・トッド演じるジョニー・デップのダークな雰囲気が良かったです。共演者のヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマンも良かったです。カミソリで次から次へと血祭りに上げていくのですが、血しぶきも生々しく描かれていて、殺した死体をどう処理するのかと思っていましたが、人肉饅頭ならず人肉パイにして売る展開には驚きました。理髪店の椅子を改造して、客の死体がバタンと床下に落ちるアイデアは面白かったです。物乞いの女のは何かあるとは思っていましたがラストで見せる意外な正体には驚きました。
■評価:★★★★★

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組)

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