映画「レベル・サーティーン」

レベル・サーティーン

■邦題:レベル・サーティー
■原題:13
■上映時間:114分
■製作国:タイ
■ジャンル:サスペンス、ミステリー
■配給:ファインフィルムズ
■公開:2007/06/09
試される13の人間性
■監督:マシュー・チューキアット・サックヴィーラク
■製作総指揮:ソムサック・デーチャラタナプラスート
■原作:エカシット・タイラット
■脚本:マシュー・チューキアット・サックヴィーラクル、エカシット・タイラット
■音楽:キティ・クレマニー
■主演:クリサダ・スコソル・クラップ、アチタ・シカマナ、サルンヨー・ウォングックラチャン、ナターポン・アルンネトラ、フィリップ・ウィルソン、スクルヤ・コンカーウォン、他
■ストーリー:
バンコクの楽器会社に勤めるセールスマンのプチットは、ある日突然解雇されてしまう。お金に困り、途方に暮れているところに、彼の携帯電話が鳴り出す。電話の主は、プチットが幸運にも、13のレベルをクリアすると最大3億円が獲得できるゲームの参加者に選ばれた、と説明する。戸惑いつつも、挑戦すると答えたプチット。そんな彼に課された最初のゲームは、目の前の蝿を叩き落とすこと。半信半疑でそれを実行したプチットだったが、その直後、携帯電話に銀行口座の入金メールが。破産の危機に直面していたプチットは、不安を感じつつも残るレベルを一つひとつクリアしていくのだが…。
■感想:
「ピサジ 悪霊の棲む家」のマシュー・チューキアット・サックヴィーラクル監督作品。ふとしたはずみで、正体不明の男から提案された謎のゲームに挑戦してしまい、次第に自らの人間性をむしばまれていく男と、さらにそれ自体を対象にする闇のネットゲームの存在を衝撃的に描き出す戦慄のサスペンス・スリラー。 13のゲームが登場しますが、レベル1のハエを殺すから始まり、レベル2の殺したハエを食べるというゲームから、レベル3の子供を3人以上泣かすという幼稚臭いゲームまでありました。レベル5のレストランで○○○を食べるゲームは悪辣でした。レベル7の井戸からチュウ氏の死体を助けるという人助けのゲームもありました。井戸から助けるシーンで落ちそうになった携帯電話が死体の手にすっぽり収まるシーンは笑えました。ラストのレベル13のゲームの結果が意外でした。
■評価:★★★☆☆

レベル・サーティーン(デラックス版) [DVD]

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