映画「パルス」

■邦題：パルス
■原題：PULSE
■上映時間：86分
■製作国：アメリカ
■ジャンル：ホラー、サスペンス
■配給：アートポート
■公開：2007/12/22
やがて絶望さえも奪われる…
■監督：ジム・ソンゼロ
■製作：ブライアン・コックス、マイケル・リーヒイ、アナント・シン、ジョエル・ソワソン
■製作総指揮：ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン
■脚本：ウェス・クレイヴン、レイ・ライト
■オリジナル脚本：黒沢清
■撮影：マーク・プラマー
■視覚効果スーパーバイザー：ケヴィン・オニール
■プロダクションデザイン：ゲイリー・マットソン
■編集：ボブ・モーリ、ロバート・K・ランバート、カーク・モッリ
■音楽：エリア・クミラル
■主演：クリステン・ベル、イアン・サマーハルダー、クリスティナ・ミリアン、リック・ゴンザレス、ジョナサン・タッカー、サム・レヴァイン、オクタヴィア・スペンサー、ロン・リフキン、ブラッド・ドゥーリフ、ケル・オニール、他
■ストーリー：
学生ハッカーのジョシュが突然音信不通となってしまう。心配した恋人のマティが彼のアパートを訪ねると、憔悴しきったジョシュがいた。彼はマティの呼びかけにも反応を示さず、ついには彼女の目の前で首を吊って自殺してしまうのだった。彼の死に疑念を抱いたマティと友人たちは、真相を探り、やがて彼が残したパソコンの中に手がかりがあると確信する。そんな中、全米各地で人々が突然姿を消す不可解な現象が蔓延していた。
■感想：
ジム・ソンゼロ監督デビュー作品。黒沢清監督の「回路」をハリウッドでリメイクしたホラー・サスペンス。インターネットを介して超自然的な現象が人々を恐怖に陥れていく。オリジナルは未見です。邦画のリメイクなんで不安ではありますが、脚本にウェス・クレイヴンが参加しているので見る気になりました。インターネットや携帯電話を経由して感染し襲い掛かる謎の生命体ですが、人を直接殺すのではなく生きていく意志を奪い取るので、ゾンビのように生きていく意志のない人間が急増する演出が欲しかったです。お風呂場のシーンはウェス・クレイヴンらしい演出でした。チャッキーで有名なブラッド・ドゥーリフがちょい役で出演してましたが、いい味出してました。最後は電波の届かない場所に逃げますが、その逃げ場所が別の街というのは変んだと思います。逃げるなら電波の届かない山奥とかに逃げないとダメだと思います。
■評価：★★★☆☆

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