映画「シャッター」

シャッター

■邦題:シャッター
■原題:SHUTTER
■上映時間:90分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2008/09/06
忘れたとは言わせない。
■監督:落合正幸
■製作:一瀬隆重、ロイ・リー、ダグ・デイヴィソン
■製作総指揮:アーノン・ミルチャンソニー・マリー、グロリア・ファン
■脚本:ルーク・ドーソン
■撮影:柳島克己
■プロダクションデザイン:安宅紀史
■編集:マイケル・N・クヌー、ティム・アルヴァーソン
■音楽:ネイサン・バー
■主演:ジョシュア・ジャクソン、レイチェル・テイラー、奥菜恵、デヴィッド・デンマン、ジョン・ヘンズリー、マヤ・ヘイゼン、ジェームズ・カイソン・リー、宮崎美子山本圭、他
■ストーリー:
ニューヨーク在住のカメラマン、ベン。彼は恋人ジェーンと結婚し、間もなく仕事とハネムーンを兼ねて日本を訪れる。しかし、これから異国の地で幸せな未来が待ち受けていた矢先、彼らは夜の山道で車を走らせていた時に突然目の前に現われたひとりの女性を轢いてしまう。事故の衝撃で気を失うもやがて目を覚ましたベンとジェーンだったが、何故か被害者の女性は見当たらず、忽然と姿を消していた。そしてこれを境に、彼らの撮った写真には不気味な白いモヤが写り、ベンが体調不良を訴えるなど、次々と奇怪な現象が起こり始める。さらに、行方知れずだったあの女性がたびたび姿を現わすようになるのだが…。
■感想:
「催眠」「感染」の落合正幸監督作品。タイ映画「心霊写真」をハリウッドでリメイクしたスピリチュアル・ホラー。新婚旅行で日本を訪れた夫婦が得体の知れない女の恐怖に見舞われていくさまとその真相を描く。オリジナルは未見です。菜恵が物語の焦点となるキャラクターを演じ、これがハリウッドデビューとなりましたが、殆どセリフがなく最初から幽霊役でした。リツオ役の元カレ役が「HEROES/ヒーローズ」でも日本人の役をしているジェームズ・カイソン・リーなのは笑えました。カメラマンのベンの肩が重たい理由を知った時は驚きよりも笑えました。それは奥菜恵が肩車状態だったからです。ラストでベンが電流を自分の首筋に当てる行動の意味が分かりませんでしたが、あれでも感電死しないのが不思議でした。ラストのオチも笑えました。怖いシーンより笑えるシーンが印象的でした。怖いのを期待して観ると肩透かしにあうと思います。
■評価:★★☆☆☆