映画「13日の金曜日」

13日の金曜日

■邦題:13日の金曜日
■原題:FRIDAY THE 13TH
■上映時間:97分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:パラマウント・ピクチャーズ
■製作:プラチナムデューン
■公開:2009/02/13
本当は、恐ろしい…
■監督:マーカス・ニスペル
■製作:マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラー、ショーン・カニンガム
■製作総指揮:ブライアン・ウィッテン、ウォルター・ハマダ、ガイ・ストーデル
■原案:ダミアン・シャノン、マーク・スウィフト、マーク・ホイートン
■脚本:ダミアン・シャノン、マーク・スウィフト
■撮影:ダニエル・C・パール
■プロダクションデザイン:ジェレミーコンウェイ
■編集:ケン・ブラックウェル
■音楽:スティーヴ・ジャブロンスキー
■主演:ジャレッド・パダレッキ、ダニエル・パナベイカー、アマンダ・リゲッティ、トラヴィス・ヴァン・ウィンクル、アーロン・ヨー、アーレン・エスカーペタ、デレク・ミアーズ、他
■ストーリー:
クリスタル・レイクはかつて美しい自然に囲まれ、若者たちに人気のキャンプ場だった。ところがある日、一人の少年が湖で溺死するという事故が起き、キャンプ場は閉鎖されることに。それから数十年後、キャンプ場が再開された。しかし、ほどなくしてそこを訪れた若者の一行が行方不明になってしまう。またさらに、その事態を知る由もないジェナら大学生のグループがキャンプ場にやって来る。一方、行方不明となった妹ホイットニーを探すためクリスタル・レイクに向かう青年クレイ。彼は現地で知り合ったジェナの協力のもと、わずかな手掛かりから妹の捜索を開始する。だがそんな中、彼らをつけ狙うがごとく、ホッケーマスクを被った一人の大男が森の中をうごめいていた…。
■感想:
2009年9本目の劇場鑑賞です。「テキサス・チェーンソー」のマーカス・ニスペル監督作品。曰く付きのキャンプ場を訪れた若者たちが、ホッケーマスクを着けた謎の大男によって次々と血祭りに上げられていく。新たな設定で描かれるのかと思っていたら、冒頭でボリーズ夫人首がはねて倒されるパート1のラストからパート2、そしてホッケーマスクを付けるパート3をテンポよく描かれていました。この映画の見せ場であるジェイソンの殺人行為はオジリナルと変わらず、驚くような斬新な殺人行為はありませんでした。新しい要素が少ないということですが、ジェイソンの動きが機敏になったっていて、ジェイソンにレザーフェイスランボーを組み合わせた感じでした。死体を持ち帰ったり、足が紐にひっかかると鈴が鳴って合図する仕掛けを作るジェイソンの描写は不要だと思います。車に乗ろうとしたら上から死体が落ちてくる展開や、お約束の裸が意外に多かったです。ラストでジェイソンをミンチにしないで、わざわざ湖に沈める展開でそのあとに何が起こるかがバレバレでその通りになるのが笑えました。マイケル・ベイ製作とマーカス・ニスペル監督のコンビは「テキサス・チェーンソー」と同様に無難に仕上げるだけに思えます。ホラー好きな監督に撮ってもらえるのが一番だと思います。
■評価:★★★☆☆