映画「フェイク シティ ある男のルール」

フェイク シティ ある男のルール

■邦題:フェイク シティ ある男のルール
■原題:STREET KINGS
■上映時間:109分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、犯罪、ドラマ
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2009/02/14
最期に頼れるのは、
魂か、弾丸か。

■監督:デヴィッド・エアー
■製作:ルーカス・フォスター、アレクサンドラ・ミルチャン、アーウィン・ストフ
■製作総指揮:アーノン・ミルチャン、ミシェル・ワイズラー
■原案:ジェームズ・エルロイ
■脚本:ジェームズ・エルロイ、カート・ウィマー、ジェイミー・モス
■撮影:ガブリエル・ベリスタイン
■プロダクションデザイン:アレック・ハモンド
■編集:ジェフリー・フォード
■音楽:グレーム・レヴェル
■字幕:戸田奈津子
■主演:キアヌ・リーヴス、フォレスト・ウィッテカー、ヒュー・ローリー、クリス・エヴァンス、コモン コーツ、ザ・ゲーム グリル、マルタ・イガレータ、ナオミ・ハリスジェイ・モーア、ジョン・コーベット、アマウリー・ノラスコテリー・クルーズ、セドリック・ジ・エンターテイナー、ノエル・グーリーエミー、クリー・スローン、他
■ストーリー:
ロサンジェルス市警のベテラン刑事トム・ラドローは、正義のためには手段を選ばない一匹狼。その強引なやり方が同僚たちからも問題視されていたものの、上司のジャック・ワンダーだけはトムを信じ、庇い続けていた。ある日、トムはかつての相棒ワシントンが、彼を内部調査部に密告しようとしているとの情報を掴み警戒していたところ、当のワシントンが強盗事件に巻き込まれ、彼の目の前で殺されてしまう。犯人を取り逃してしまったトムは、自分に疑惑が向きかねない証拠を処分してしまう一方、自ら犯人を挙げるべく独自で捜査を進めていくが…。
■感想:
2009年10本目の劇場鑑賞です。公開翌日劇場で観ました。「バッドタイム」のデヴィッド・エアー監督作品。元相棒の殺人事件を調べ始めたロサンジェルス市警のベテラン刑事が、次第に事件の背後に広がる巨大な闇に呑み込まれていくさまをストイックなタッチで描く。韓国人に「コンニチハ」をするキアヌ・リーヴスはお茶目。キアヌ・リーヴス演じるトム・ラドローは、正義のためには手段を選ばない一匹狼。ウォッカのミニボトルを好むアル中刑事である。キアヌは飲酒運転が似合う。ラドローのかつての相棒ワシントンの殺人事件を発端に、警察内部の腐敗が浮かび上がってくる。二転三転するストーリーであるが、ストーリーも予想がつく範囲内で、勘のいい人なら黒幕の正体もわかってしまうかも。ラドローは一匹狼の刑事なんだが、クリス・エヴァンス演じる、ディスカントという若い刑事を相棒につけて殺人事件を追ってゆく。クリス・エヴァンスは今はムキムキのなんだが、当時はまだムキムキではなくとても若い。銃撃戦は至近距離が多く血糊もあり。権力を手に入れるには、人の弱みにつけ込むのが一番だということが分かる。壁の中に隠させた大量のお金はどうやって出し入れするのか気になる。字幕が戸田奈津子だったのが意外で驚いた。
■評価:★★★☆☆