映画「アンストッパブル」

アンストッパブル

■邦題:アンストッパブル
■原題:UNSTOPPABLE
■上映時間:99分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、サスペンス、パニック
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2011/01/07
生きて帰れたら、
言いたいことがあるんだ。
この映画は、<事実>から産まれた。

■監督:トニー・スコット
■製作:ジュリー・ヨーン、トニー・スコット、ミミ・ロジャース、エリック・マクレオド、アレックス・ヤング
■製作総指揮:クリス・シアッファ、リック・ヨーン、ジェフ・クワティネッツ
■脚本:マーク・ボンバック
■撮影:ベン・セレシン
■プロダクションデザイン:クリス・シーガーズ
■衣装デザイン:ペニー・ローズ
■編集:クリス・レベンゾン、ロバート・ダフィ
■音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
■字幕:林完治
■出演:デンゼル・ワシントンクリス・パインロザリオ・ドーソン、イーサン・サプリー、ケヴィン・ダン、ケヴィン・コリガン、ケヴィン・チャップマン、リュー・テンプル、T・J・ミラージェシー・シュラム、デヴィッド・ウォーショフスキー、ミーガン・タンディ、エリザベス・マシス、ディラン・ブルース、ジェフ・ウィンコット、アイシャ・ハインズ、他
■ストーリー:
ペンシルヴェニア州ブリュースターのミンゴ操車場。この日、初めてコンビを組むことになった勤続28年のベテラン機関士フランクと、職務経験4ヶ月の新米車掌ウィル。始めからソリが合わず、それぞれ私生活でも問題を抱える2人は、険悪な雰囲気で旧式機関車1206号に乗り込むことに。その頃、同州のフラー操車場では、運転士によるブレーキ操作のミスが原因で、最新鋭の貨物列車777号が無人のまま走り出してしまう。39両の大編成で全長約800メートルを誇るそれは、極めて危険性の高い化学物質とディーゼル燃料を大量に積んでいるため、その先に待ち受ける急カーブで転覆すれば大惨事に発展することは必至だった。思わぬ事態に騒然となる現場を尻目に、みるみるスピードを上げていく777号。あらゆる手立てを講じるも敢えなく失敗に終わる中、全ての命運を託されたフランクとウィルは1206号の機関車両を777号の最後尾に連結させ、ブレーキでその暴走を停止させるという無謀な手段に出るのだが…。
■感想:
2011年1本目の劇場鑑賞です。「デジャヴ」「サブウェイ123 激突」のトニー・スコット監督作品。無人貨物列車が突然暴走を始め、人々を未曾有の恐怖に陥れる戦慄のタイムリミット・サスペンス・アクション。ベテラン機関士と新米車掌が、化学物質を大量に積んだまま暴走する列車が引き起こしかねない大惨事の未然防止に命懸けで挑む姿とその運命の行方をスリリングに描く。「サブウェイ123 激突」と本作の2作品続けて列車を題材にして、主演をデンゼル・ワシントンで撮られてます。実際に起こった事件の映画化なんで結果は分かっているが、見ていてハラハラドキドキさせる作りは流石に上手いと思います。子供達を乗せた電車と擦れ違う所はギリギリだったのに、意外とあっさりと描かれていました。クライマックで列車が大カーブを曲がる時なんかは緊張感がありました。この事故の切欠はエアブレーキのホースが外れても直さないし、運転手が勝手に列車から降りるという、事故にならないはずがないという展開で、呆れてしまいます。
■評価:★★★★☆