映画「キングダム/見えざる敵」

キングダム/見えざる敵

■邦題:キングダム/見えざる敵
■原題:THE KINGDOM
■上映時間:110分
■製国:アメリ
■ジャンル:ドラマ、サスペンス、アクション
■配給:UIP映画
■公開:2007/10/13
■監督:ピーター・バーグ
■製作:マイケル・マン、スコット・ステューバ
■製作総指揮:サラ・オーブリー、ジョン・キャメロン、メアリー・ペアレント、スティーヴン・シータ
■脚本:マシュー・マイケル・カーナハン
■撮影:マウロ・フィオーレ
■美術:トム・ダフィールド
■衣装:スーザン・マシスン
■編集:コルビー・パーカー・Jr.、ケヴィン・スティット
■音楽:ダニー・エルフマン
■主演:ジェイミー・フォックスクリス・クーパージェニファー・ガーナージェイソン・ベイトマン、アシュラフ・バルフム、アリ・スリマン、ジェレミー・ピヴェン、ダニー・ヒューストンリチャード・ジェンキンスカイル・チャンドラーフランシス・フィッシャー、他
■ストーリー:
ある日、サウジアラビアにある石油会社の外国人居住区で自爆テロ事件が発生。死傷者は300人以上にのぼり、犠牲者の中には2人のFBI捜査官も含まれていた。その首謀者がアルカイダのメンバー、アブ・ハムザと推察したFBI捜査官フルーリーは現地捜査を志願。しかし、穏便な解決を望む両国外交筋とサウジ政府の拒否によって却下されてしまう。するとフルーリーは独自の手段で駐米サウジ大使に直接要求、捜査期間を5日間、そして常にサウジ警察が同行するという条件で許可されるのだった。こうして、法医学調査官のメイズ、爆発物専門家のサイクス、情報分析官のレビットと共にサウジに降り立つフルーリー。そこで彼らは、事件現場の凄惨さを目の当たりにする…。
■感想:
2007年74本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「プライド 栄光への絆」のピーター・バーグ監督作品。1996年に、米国人も犠牲になったサウジアラビアでのホバル・タワー爆破事件をヒントに、サウジで起きた自爆テロによって仲間を失ったFBIの精鋭たちが現地に乗り込み、サウジの捜査当局との摩擦を乗り越えテロ首謀者を追い詰めていく壮絶な闘いをスリリングに描く。冒頭の自爆テロ事件が残忍で冷酷なのが印象的でした。FBI捜査官が、自爆テロの犯行現場を丹念に調べていくシーンは、典型的な警察ドラマに見えました。FBI捜査官には敵の弾が全く当たらないというご都合主義はありますが、ラストの迫力のある銃撃戦は見応えありました。ハンディカメラで撮られた映像にブレがあるので目が疲れました。報復の連鎖は永遠に続くという事がラストに描かれていました。
■評価:★★★☆☆

キングダム/見えざる敵 [DVD]

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