映画「アメリカを売った男」

アメリカを売った男

■邦題:アメリカを売った男
■原題:BREACH
■上映時間:110分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、ドラマ
■配給:プレシディオ
■公開:2008/03/08
職業…FBI捜査官
罪状…二重スパイ
史上最悪の裏切り者、逮捕までの二ヶ月間。

■監督:ビリー・レイ
■製作:ボビー・ニューマイヤー、スコット・ストラウス、スコット・クルーフ
■製作総指揮:アダム・メリムズ、シドニー・キンメル、ウィリアム・ホーバーグ
■原案:アダム・メイザー、ウィリアム・ロッコ
■脚本:ビリー・レイ、アダム・メイザー、ウィリアム・ロッコ
■撮影:タク・フジモト
■美術:ウィン・トーマス
■衣装:ルイス・セケイラ
■編集:ジェフリー・フォード
■音楽:マイケル・ダナ
■主演:クリス・クーパーライアン・フィリップローラ・リニーデニス・ヘイスバート、カロリン・ダヴァーナス、ゲイリー・コール、キャスリーン・クインラン、ブルース・デイヴィソン、他
■ストーリー:
ある日、若きFBI捜査官エリック・オニールが上司のケイト・バロウズに呼び出され、組織内でもトップクラスの捜査官、ロバート・ハンセンの監視を命じられる。しかし、オニールにはその真の目的は告げられなかった。そんな中、ハンセンと行動を共にするオニールだったが、何一つ不審な点を見つけることはできない。やがて、自らの任務に不満を持ち始めたオニールは、バロウズからハンセンのスパイ容疑という衝撃の事実を告げられるのだった。
■感想:
ニュースの天才」のビリー・レイ監督作品。 2001年2月、20年以上にわたりソ連/ロシアにアメリカの国家機密を漏らしていたとして逮捕されたFBI捜査官ロバート・ハンセンを巡る衝撃のスパイ事件を映画化したサスペンス・ドラマ。全米中を震撼させたこの実話を、ハンセンのもとに送り込まれた若き捜査官との緊迫の心理戦を軸に、逮捕されるまでの二ヶ月を克明に描き出していく。実話の映画化ですが、20年以上もソ連、ロシアにアメリカの国家機密を漏らしてバレなかった事実に驚かされました。ロバート演じるクリス・クーパーが圧倒的な存在感で演じているのは必見です。調査活動ではロバートの留守の時間を狙って、証拠を調べて元に戻すシーンなどは緊張感があって良かったです。 ラストでエリックが警護官に付き添われたロバートと鉢合わせするシーンはビックリしました。ロバートの最後の一言も印象的でした。
■評価:★★★★☆