映画「ブラックサイト」

ブラックサイト

■邦題:ブラックサイト
■原題:UNTRACEABLE
■上映時間:100分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■公開:2008/04/12
FBIサイバー捜査官を追い詰める、66億人の好奇心。
■監督:グレゴリー・ホブリット
■製作:アンディ・コーエン、ホーク・コッチ、ゲイリー・ルチェッシ、スティーヴン・パール、トム・ローゼンバーグ
■製作総指揮:ジェームズ・マクウェイド、エリック・リード、リチャード・ライト、ハーリー・タンネボーム
■原案:ロバート・フィヴォレント、マーク・R・ブリンカー
■脚本:ロバート・フィヴォレント、マーク・R・ブリンカー、アリソン・バーネット
■撮影:アナスタス・ミコス
■プロダクションデザイン:ポール・イーズ
■衣装デザイン:エリザベッタ・ベラルド
■編集:デヴィッド・ローゼンブルーム
■音楽:クリストファー・ヤング
■字幕:太田直子
■主演:ダイアン・レインビリー・バーク、コリン・ハンクス、ジョセフ・クロス、メアリー・ベス・ハート、ピーター・ルイス、タイロン・ジョルダーノ、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、ティム・デザーン、クリス・カズンズ、他
■ストーリー:
警官だった夫亡き後、母親と幼い愛娘と共に暮らすFBI特別捜査官ジェニファー。サイバー犯罪が専門の彼女は、インターネット上にはびこるあらゆる犯罪を取り締まっていた。そんなある日、“killwithme.com”という不審なサイトの情報が入る。それは身動きのとれない動物が衰弱していくさまをライブ中継したもので、しかも主謀者を突き止められないよう巧みに操作されていた。やがて今度は、縛り付けられ薬物を投与されている男が映し出される。しかも、アクセス数が増えるごとに薬物の投与量も増やされる仕掛けが施されていた。そしてジェニファーらの捜査も虚しく、男はアクセス増加によって命を落としてしまう。なおも犯行が続く一方で捜査が行き詰まる中、ジェニファーは驚愕の映像を目の当たりにする…。
■感想:
2008年25本目の劇場鑑賞です。「真実の行方」「オーロラの彼方へ」のグレゴリー・ホブリット監督作品。現代のネット社会を脅かす緊迫のサイコ・サスペンス。アクセスカウントの上昇によってその対象となった人間を死に至らしめる公開殺人サイトを操る謎の犯人と女性FBI捜査官の息詰まる追跡劇をスリリングに描く。ダイアン・レインが急に老けたように見えました。killwithme(一緒に殺す).comと名づけられたサイトが主役で、監禁され、自由を奪われた人間の姿がライブ中継され、アクセス数が上がれば上がるほど、その人間が死に至るまでの時間は早まるという設定は面白かったです。途中で描かれていた事故見物の渋滞のように、好奇心を持つものや報道機関、FBIなど悪意がない者たちのアクセスも殺人に加担している事が描かれていました。ラストの展開はひねりもなく普通の展開でした。
■評価:★★★☆☆