映画「ダニエル 悪魔の赤ちゃん」

ダニエル 悪魔の赤ちゃん

■邦題:ダニエル 悪魔の赤ちゃん
■原題:IT'S ALIVE
■上映時間:83分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:リベロAMGエンタテインメント
■提供:AMGエンタテインメント
■公開:2009/05/23
産声は、
悪夢への
招待状

■監督:ジョセフ・ラスナック
■製作:モシュ・ディアマント、ロバート・カッツ、マーク・トベロフ
■製作総指揮:マーク・ダモン、J・トッド・ハリス
■脚本:ラリー・コーエン、ポール・スポーシー、ジェームズ・ポートルース
■オリジナル脚本:ラリー・コーエン
■編集:ジェームズ・ハーバート、パトリック・マクマーン
■音楽:ニコラス・パイク
■主演:ビジュー・フィリップス、ジェームズ・マーレイ、スカイ・ベネット、ラファエル・コールマン、タイ・グレイザー、サイガル・ディアマント、ジャック・エリス、アーキー・リース、他
■ストーリー:
恋人フランクの子を身ごもった大学院生のレノア。ある日、突然の痛みに襲われ、病院に運ばれる。胎児が予想以上の早さで成長していたことから、母胎の安全を考慮して、即座に帝王切開が行われることに。ところがその後、分娩室は惨殺された医師や看護師たちの死体で血の海に。生存者は麻酔で眠るレノアと産まれたばかりの赤ちゃんだけ。あまりにも不可解な事件に警察もなすすべがない。そんな中、レノアはダニエルと名付けられた赤ちゃんと一緒に自宅へと戻るのだったが…。
■感想:
2009年45本目の劇場鑑賞です。「13F」「アート オブ ウォー2」のジョセフ・ラスナック監督作品。鬼才ラリー・コーエン監督による74年のカルト・ホラー「悪魔の赤ちゃん」をビジュー・フィリップス主演でリメイク。オリジナルでは、医師や看護婦を殺害し病院から逃げ出したその赤ん坊は殺戮を繰り返しながら両親の住む家へと向かうのですが、本作では赤ちゃんと一緒に自宅に戻っていきます。赤ちゃんが最初に狙う獲物はネズミ、鳥、ネコなどでした。赤ちゃんの異変に父親がラストまで全く気がつかないのも変だと思います。残酷描写は近年のスプラッタ映画と比すればソフトな部類に入ると思います。主役でもあるダニエル(赤ちゃん)ですが、ラストまで殆ど姿が映らなかったのはとても残念です。
■評価:★★★☆☆