映画「アバター」

アバター

■邦題:アバター
■原題:AVATAR
■上映時間:162分
■製作国:アメリ
■ジャンル:SF、アドベンチャー、アクション
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2009/12/23
観るのではない。そこにいるのだ。
もうひとつの体。もうひとつの運命。

■監督:ジェームズ・キャメロン
■製作:ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー
■製作総指揮:コリン・ウィルソン、レータ・カログリディス
■脚本:ジェームズ・キャメロン
■撮影:マウロ・フィオーレ
■プロダクションデザイン:リック・カーター、ロバート・ストロンバーグ
■衣装デザイン:デボラ・スコット
■編集:スティーヴン・リフキン、ジョン・ルフーア、ジェームズ・キャメロン
■音楽:ジェームズ・ホーナー
■シニア視覚効果監修:ジョー・レッテリ
■字幕:戸田奈津子
■出演:サム・ワーシントンゾーイ・サルダナシガーニー・ウィーヴァースティーヴン・ラングミシェル・ロドリゲスジョヴァンニ・リビシ、ジョエル・デヴィッド・ムーア、CCH・パウンダーウェス・ステューディ、ラズ・アロンソ、他
■ストーリー:
戦争で負傷し下半身不随となり車いす生活を余儀なくされた元海兵隊員のジェイク。ある時、彼は“アバター・プロジェクト”にスカウトされる。それは、地球から遥か彼方の衛星パンドラで、莫大な利益をもたらす希少な鉱物を採掘するための事業。そのために、人間に有害なパンドラの環境で活動できるよう先住民ナヴィと人間のDNAを掛け合わせた肉体“アバター”が造られていた。そしてジェイクに課せられた任務は、そのアバターに意識をリンクさせ、遠隔操縦によりパンドラで生活し、ナヴィ族との交流を図ること。アバターを介してついに身体の自由を得たジェイクは、さっそく神秘的なパンドラの森へと足を踏み入れ、やがてナヴィ族の美しい女性ネイティリと運命的な出会いを果たすのだが…。
■感想:
2009年77本目の劇場鑑賞です。「トゥルーライズ」「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督作品。異星人が暮らす美しい星を舞台に、資源を求めて侵攻する人類の一員として、自らに課せられた特別な任務と先住民との間で板挟みとなり苦悩する一人の青年の運命を、圧倒的なスケールと3Dならではの迫力の臨場感で描き出していく。字幕版の3D上映を鑑賞しました。3D版というとスクリーンから飛び出るというイメージがあります、本作の3Dの立体感は、奥行き感で映し出されていました。衛星パンドラはとても美しく描かれていて、現実と見分けのつかないほどの映像は必見です。巨大なイバラカンザシが出たときに、指で触れると瞬時に棲管内に逃げ込む展開がとても分かりやすかったです。映画とは関係ありませんが、字幕の色は基本的には白ですが、場面によって黄色になって観やすくなっている点は良かったです。クライマックスのナヴィと人間の激しいバトルは必見です。ストーリーは割と普通だったので、ストーリーを重視して観ないで素晴らしい映像革命を劇場でご覧下さい。DVDで観ると勿体無いです。
■評価:★★★★★