映画「かいじゅうたちのいるところ」

かいじゅうたちのいるところ

■邦題:かいじゅうたちのいるところ
■原題:WHERE THE WILD THINGS ARE
■上映時間:101分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アドベンチャー、ファミリー、ファンタジー
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■公開:2010/01/15
■監督:スパイク・ジョーンズ
■製作:トム・ハンクス、ゲイリー・ゴーツマン、モーリス・センダック、ジョン・カールズ、ヴィンセント・ランディ
■製作総指揮:トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、ブルース・バーマン
■原作:モーリス・センダック
■脚本:スパイク・ジョーンズ、デイヴ・エッガース
■撮影:ランス・アコード
■美術:ソニー・ジェラシモウィック、ウィリアム・ホーキンス、クリストファー・タンドン、ルシンダ・トムソン
美術監督:ジェフリー・ソープ
■衣装デザイン:ケイシー・ストーム
■編集:ジェームズ・ヘイグッド、エリック・ザンブランネン
■音楽: カレン・Oカーター・バーウェル
■舞台装置:サイモン・マッカチェオン
■字幕:佐藤恵
■出演:マックス・レコーズ、キャサリン・キーナーマーク・ラファロ、他
■声の主演:ローレン・アンブローズ、クリス・クーパージェームズ・ガンドルフィーニキャサリン・オハラ、フォレスト・ウィッテカー、ポール・ダノ、他
■ストーリー:
やんちゃな8歳の少年マックスは、シングルマザーの母と姉との3人暮らし。最近、姉も母もかまってくれず寂しさがつのるマックス。ある日、大好きなオオカミの着ぐるみを着て悪さをしていたマックスは、ついに母を激怒させてしまう。自分の気持ちを分かってくれない悔しさから、マックスはそのまま家を飛び出してしまう。無我夢中のままボートに乗り込み、大海原へとこぎ出してしまったマックスは、やがてどこかの島へとたどり着く。なんとそこには、大きな体をした不思議なかいじゅうたちがいっぱいいた。そして、ひょんな成り行きから王様として迎えられたマックス。さっそく、みんなが幸せになれる王国づくりに乗り出すのだったが…。
■感想:
2010年5本目の劇場鑑賞です。「マルコヴィッチの穴」「アダプテーション」のスパイク・ジョーンズ監督作品。モーリス・センダックの世界的ロングセラー絵本を実写映画化。ひょんなことから不思議な島へとやって来た感受性豊かな少年が、ちょっとこわいけれど愛嬌あるかいじゅうたちと繰り広げる冒険の数々を、イマジネーションあふれる世界観の中、スパイク・ジョーンズならではのユニークな映像センスで描き出す。原作は未読です。登場するかいじゅうたちは、CGではなく着ぐるみですが、ジム・ヘンソン・カンパニー・クリーチャー・ショップが手がけているだけあって、実に良く出来てます。顔の部分はCGを使ってまったが、とても豊かな表情が描かれていました。かいじゅうたちは、走って、飛んで、投げられてとよく動き回っていて、その姿を見ているだけでも楽しめます。キャロルにダグラスが腕をもぎ取られるシーンはショックでしたが、あとからダグラスが腕の代わりに木の枝を付けているのは笑えました。
■評価:★★★★☆