映画「ダレン・シャン」

■邦題：ダレン・シャン
■原題：CIRQUE DU FREAK: THE VAMPIRE'S ASSISTANT
■上映時間：109分
■製作国：アメリカ
■ジャンル：ファンタジー、アドベンチャー、青春
■配給：東宝東和
■提供：ユニバーサル・ピクチャーズ
■製作：ドナーズ・カンパニー、デプス・オブ・フィールド
■公開：2010/03/19
■監督：ポール・ワイツ
■製作：ローレン・シュラー・ドナー、ユアン・レスリー、アンドリュー・ミアノ
■製作総指揮：コートニー・プレジャー、サラ・ラドクリフ、ダン・コルスラッド、ケリー・コハンスキー
■原作：ダレン・シャン
■脚本：ポール・ワイツ、ブライアン・ヘルゲランド
■撮影：ジェームズ・ミューロー
■プロダクションデザイン：ウィリアム・アーノルド
■衣装デザイン：ジュディアナ・マコフスキー
■編集：レスリー・ジョーンズ
■音楽：スティーヴン・トラスク
■字幕：稲田瑳裕里
■出演：クリス・マッソグリア、ジョシュ・ハッチャーソン、ジョン・C・ライリー、ジェシカ・カールソン、渡辺謙、レイ・スティーヴンソン、パトリック・フュジット、ウィレム・デフォー、サルマ・ハエック、マイケル・セルヴェリス、ダニエル・ニューマン、モーガン・セイラー、ドン・マクマナス、コリーン・キャンプ、オーランド・ジョーンズ、フランキー・フェイソン、トム・ウッドラフ・Jr、ジェーン・クラコウスキー、クリステン・スカール、他
■ストーリー：
ごく平凡な16歳の少年ダレン・シャンは、親友のスティーブと一緒に＜シルク・ド・フリーク＞なる奇怪な見世物小屋を訪れる。蜘蛛マニアのダレンは、ラーテン・クレプスリーという男が操る巨大な毒蜘蛛に魅せられ、思わず楽屋から盗み出してしまう。しかし翌日、スティーブがその蜘蛛に噛まれてしまい、昏睡状態に。解毒剤を求めてラーテンを再訪したダレン。彼はそこで交換条件として、ハーフ・バンパイアとなり本物のバンパイアであるラーテンの助手をするよう求められる。スティーブを助けるため、その条件を受入れるダレンだったが…。
■感想：
2010年19本目の劇場鑑賞です。レイトショーで観ました。「イン・グッド・カンパニー」「アメリカン・ドリームズ」のポール・ワイツ監督作品。ひょんなことからハーフ・バンパイアとなりバンパイアの助手をするハメになった少年が、バンパイア同士の抗争に巻き込まれながらバンパイアとして成長していく姿を描く。原作は未読です。オープニングの演出や毒蜘蛛のマダム・オクタを見ると、原作を知らない方なら主人公がスパイダーマンになるのではと勘違いしてしまいそうです。主人公はバンパイアのハーフになるという中途半端な設定です。シルクド・ド・フリークのメンバーたちは、ヒゲ女、ヘビ少年、狼人間、ガリガリ芸術家など色々登場しますが、毒蜘蛛のマダム・オクタがお気に入りです。学校でマダム・オクタが逃げ出して、ガムに引っかかるシーンは笑えます。ミスター・トール演じる渡辺謙もいい味出してました。出番は少ないですが、ウィレム・デフォー、サルマ・ハエックが出演しているのは良かったです。ラストが続編を考えた終わり方だったので、なんか中途半端でした。
■評価：★★★☆☆