映画「NINE」

NINE

■邦題:NINE
■原題:NINE
■上映時間:118分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ミュージカル
■配給:角川映画、松竹
■協力:朝日新聞社
■公開:2010/03/19
世界は、男と女と愛でできている。
■監督:ロブ・マーシャル
■製作:マーク・プラット、ハーヴェイ・ワインスタイン、ジョン・デルーカ、ロブ・マーシャル
■製作総指揮:ライアン・カヴァナー、タッカー・トゥーリー、ボブ・ワインスタイン、ケリー・カーマイケル、マイケル・ドライヤー
■原作:アーサー・コピット
■脚本:アンソニー・ミンゲラマイケル・トルキン
■撮影:ディオン・ビーブ
■プロダクションデザイン:ジョン・マイヤー
■衣装デザイン:コリーン・アトウッド
■編集:クレア・シンプソン、ワイアット・スミス
■振付:ジョン・デルーカ、ロブ・マーシャル
■音楽:モーリー・イェストン、アンドレア・グエラ
■舞台装飾:ゴードン・シム
■字幕:石田泰子
■出演:ダニエル・デイ=ルイスマリオン・コティヤールペネロペ・クルスジュディ・デンチケイト・ハドソンニコール・キッドマンソフィア・ローレンファーギー、リッキー・トニャッツィ、エリオ・ジェルマーノ、アンドレア・ディ・ステファノ、他
■ストーリー:
待望の新作「ITALIA」が撮影開始目前の世界的な映画監督グイド。ところが、脚本は未だ完成せず、頭の中も白紙状態。それでも周囲では準備が着々と進み、制作発表の記者会見はどうにか乗り切ったものの、いよいよプレッシャーは限界を超えてしまう。愛する女性たちに慰めを求めるも、罪悪感でさらに追いつめられ、ついには混乱の中で幻想の世界に逃避してしまうグイドだったが…。
■感想:
2010年18本目の劇場鑑賞です。「シカゴ」「SAYURI」のロブ・マーシャル監督作品。新作の撮影を控えた一人の世界的映画監督が、その構想に行き詰まり精神的に追いつめられていく中、彼を取り巻く女性たちと繰り広げる混乱と混沌の行方が、華麗にして幻想的な歌と踊りで綴られてゆく。オリジナルの「8 1/2」未見です。豪華競演ですが全員が一同に揃うのは冒頭とラストだけでした。ミュージカルですが、あまりミュージカルに見えませんでした。ミュージカルにしては退屈な語りの場面が多過ぎでした。ミュージカルのシーンは大画面高音質の映画館で見たので見応えありました。ミュージカルのシーンの中ではケイト・ハドソンが歌い踊る「シネマ・イタリアーノ」が一番印象的でした。イタリアを代表する大女優のソフィア・ローレン、あの年齢であの美貌には驚かされます。オーラも凄かった。リリー演じるジュディ・デンチと同じ年齢には見えませんでした。
■評価:★★★☆☆