映画「処刑山 -デッド・スノウ-」

■邦題：処刑山 -デッド・スノウ-
■原題：DEAD SNOW
■上映時間：91分
■製作国：ノルウェー
■ジャンル：ホラー、コメディ
■配給：キングレコード、iae
■提供：キングレコード、iae
■公開：2010/02/13
雪山は、臓物（はらわた）の薫り
■監督：トミー・ウィルコラ
■製作：トーマス・エヴレン、ターレ・ストロームスタッド
■製作総指揮：ハラルド・ツヴァルト、エスペン・ホルン、マグニェ・エック、カイテル・オムベルグ
■脚本：スティッグ・フローデ・ヘンリクセン、トミー・ウィルコラ
■撮影：マシュー・ウェストン
■プロダクションデザイン：リヴ・アスク
■衣装デザイン：リン・ヘンリクセン
■編集：マルティン・ストルツ
■音楽：クリスティアン・ヴィーベ
■出演：ヴェガール・ホール、ラッシー・ヴァルダル、ヤップ・ベック・ラウセン、スティッグ・フローデ・ヘンリクセン、ヤニ・スカヴラン、シャーロット・フログナー、他
■ストーリー：
冬山にバカンスにやって来た医学生たち。彼らはそこで、謎めいた男から、昔ここでナチスが人々から金品を巻き上げ、非道の限りを尽くした話を聞かされる。そんな中、偶然にもナチスの隠し財宝を見つけてしまった若者たち。喜んでそれを頂戴した彼らだったが、その瞬間、雪の中からナチスの冷凍ゾンビが次々と現われ、若者たちに襲いかかってくるのだった。
■感想：
2010年21本目の劇場鑑賞です。「キル・ブル　〜最強おバカ伝説〜」のトミー・ウィルコラ監督作品。厳寒の雪山でゾンビ化したナチスの残党たちが若者を襲うノルウェー産スプラッター・ホラー。バカンスのためにノルウェーにやって来た医学生の若者たち。しかしそこは、第2次大戦末期にレジスタンスの反撃に遭い、命を落としたナチス兵団が眠る禁断の土地で…。ノルウェー産のゾンビホラー映画。導入部は休暇で陽気な医学生たちが登場する、良くあるホラー映画調なんだが、舞台が雪山というのは斬新。ノルウェー映画という事もあり、無名の役者ばかりで、誰が生き残るのか予想がつかないのは良かった。ナチスゾンビに、ひとり、またひとりと襲われて終わりかと思いきや、怒った医学生が、手にはハンマー、斧、チェンソー、マシンガンを装着した特製スノウモービルを駆って、ナチスゾンビを片っ端から粉砕してゆく展開は面白い。“ブレインデッド”のTシャツを着たアーランドが、頭を引き裂かれたり、ゾンビに噛まれる前に先に噛んだり、チェーンソーで噛まれた腕を斬って安心した途端、ち〇こを噛まれてしまったり、笑える演出が盛りだくさん。バカンス行くなら海にしましょう。
■評価：★★★★☆

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