映画「第9地区」

第9地区

■邦題:第9地区
■原題:DISTRICT 9
■上映時間:111分
■製作国:アメリカ、ニュージーランド
■ジャンル:SF、アクション、ドラマ
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■公開:2010/04/10
人類、立入禁止。
■監督:ニール・ブロンカンプ
■製作:ピーター・ジャクソン、キャロリン・カニンガム
■製作総指揮:ビル・ブロック、ケン・カミンズ
■脚本:ニール・ブロンカンプテリー・タッチェル
■撮影:トレント・オパロック
■プロダクションデザイン:フィリップ・アイヴィ
■衣装デザイン:ディアナ・シリアーズ
■編集:ジュリアン・クラーク
■音楽:クリントン・ショーター
■音楽監修:ミシェル・ベルシェル
■字幕:松浦美奈
■出演:シャールト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ、ジェイソン・コープ、ヴァネッサ・ハイウッド、ナタリー・ボルト、シルヴァン・ストライク、ジョン・サムナー、ウィリアム・アレン・ヤング、グレッグ・メルヴィル=スミス、ニック・ブレイク、ケネス・ンコースィ、他
■ストーリー:
南アフリカヨハネスブルグ上空に正体不明の巨大宇宙船が現われ、そのままとどまってしまう。しかし、エイリアンは襲撃に来たわけではなく、宇宙船の故障で漂着しただけだった。追い返すことも出来ず、やむを得ず彼らを難民として受入れることに。それから20数年後。共同居住区“第9地区”はいまやスラムと化し、地域住民の不満は爆発寸前に。そこで超国家機関MNUは、エイリアンたちを新たな難民キャンプへ強制移住させることを決定。プロジェクトの最高責任者に抜擢されたエイリアン対策課のヴィカスは、さっそく彼らの住居を訪問し、立ち退きの通達をして廻る。ところがその最中に、不注意から謎の液体を浴びてしまうヴィカスだったが…。
■感想:
2010年22本目の劇場鑑賞です。公開当日劇場で観ました。ニール・ブロンカンプ監督デビュー作品。巨大な宇宙船が漂着し、異星人を難民として受入れることになった南アフリカを舞台に、異星人と地域住民との軋轢が深刻化する中、当局の新たな対応が思いもかけぬ事件を招いてしまうさまをドキュメンタリー・タッチの語りと大作映画に引けを取らない驚異のヴィジュアルで描き出していく。南アフリカに巨大な宇宙船が漂着し、異星人をアパルトヘイトみたいにも取れる設定が新鮮で面白い。巨大な宇宙船が漂着しする展開は、ジェームズ・カーン出演する映画「エイリアン・ネイション」を思い出します。甲殻類似のエイリアンの造形は「ザ・フライ」を思い出します。WETAデジタルのVFXはとてもリアルでした。背景に映り込む上空に浮かんだままの宇宙船が違和感なく本当にその場にあるかの用に見えるのは凄いと思います。クリストファーの息子のエイリアンが可愛かった。クライマックスのヴィカスがエクソスーツを着て戦うシーンは見応えりました。ヴィカスのラストシーンはとても切ないです。
■評価:★★★★★

第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)

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District 9 / [DVD] [Import]

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