映画「パリより愛をこめて」

パリより愛をこめて

■邦題:パリより愛をこめて
■原題:FROM PARIS WITH LOVE
■上映時間:95分
■製作国:フランス
■ジャンル:アクション、サスペンス
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■公開:2010/05/15
人生のひきがねを引け。
■監督:ピエール・モレル
■製作:インディア・オズボーン
■製作総指揮:ルジニー・ベッソン=シラ
■原案:リュック・ベッソン
■脚本:アディ・ハサック
■撮影:ミシェル・アブラモヴィッチ
■プロダクションデザイン:ジャック・ビュフノワール
■衣装デザイン:オリヴィエ・ベリオ、コリーヌ・ブリュアン
■編集:フレデリック・トラヴァル
■音楽:デヴィッド・バックリー
■字幕:菊池浩司
■出演:ジョン・トラヴォルタジョナサン・リス・マイヤーズ、カシア・スムートニアック、リチャード・ダーデン、アンバー・ローズ・レヴァ、シェムズ・ダマニ、モステファ・スティティ、ディディエ・コンスタン、アレクサンドラ・ボイド、メリッサ・マルス、サミ・ダール、ヨアキム・デ・アルメイダ、他
■ストーリー:
フランスのアメリカ大使館に勤務するジェームズ・リースは、エリート大使館員にしてCIAの見習い捜査官。華やかな活躍に憧れながらも、いまだ地味な活動ばかりの日々。そんなある日、麻薬捜査のためにCIA本部から凄腕エージェント、ワックスがやって来る。そのパートナーを任され、初めての重要任務に張り切るリース。ところがワックスは、任務のためなら手段を選ばず、人を撃つのさえも躊躇わないあまりにも危険な男だった。人を撃った経験などあるわけもないリースは、ワックスのやり方に戸惑いと反発を覚えるのだったが…。
■感想:
2010年33本目の劇場鑑賞です。「アルティメット」「96時間」のピエール・モレル監督作品。パリを舞台に、型破りなCIAエージェントとコンビを組むハメになった駐仏アメリカ大使館の若手職員が、その強引な捜査手法に戸惑いながらも巨大犯罪組織に立ち向かっていく姿を、ハードなアクション満載で描き出す。主役がジョン・トラヴォルタなんで、一見アメリカ映画に見えますがフランフ映画だという不思議な感じがします。チャーリー・ワックス扮するジョン・トラヴォルタの行動は、予想不可能で次から次への派手なアクションを見せてくれます。しかし、テロリスト組織がどういう連中で、何が目的なのかが説明不足やボスらしき人物が登場しないのは残念でした。意外な人物が組織に関与していたことが明かされますが、予想した通りの展開だったので驚きはありませんでした。唐突にハイテク機器で敵を追跡するシーンは面白かったです。
■評価:★★★★☆