映画「アイアンマン2」

アイアンマン2

■邦題:アイアンマン2
■原題:IRON MAN 2
■上映時間:124分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、ドラマ
■配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
■提供:パラマウント ピクチャーズ、マーベル・エンターテインメント
■公開:2010/06/11
ヒーローになった男、トニー・スターク。
次なる試練。

■監督:ジョン・ファヴロー
■製作:ケヴィン・フェイグ
■製作総指揮:アラン・ファイン、スタン・リー、デヴィッド・メイゼル、デニス・L・スチュワート、ルイス・デスポジート、ジョン・ファヴロー、スーザン・ダウニー
■キャラクター創造:スタン・リー、ドン・ヘック、ラリー・リーバー、ジャック・カービー
■脚本:ジャスティン・セロー
■撮影:マシュー・リバティーク
■プロダクションデザイン:J・マイケル・リーヴァ
■衣装デザイン:メアリー・ゾフレス
■編集:リチャード・ピアソン、ダン・レーベンタール
■音楽:ジョン・デブニー
■音楽監修:デイヴ・ジョーダン
■字幕:松崎広
■出演:ロバート・ダウニー・Jrグウィネス・パルトロードン・チードルスカーレット・ヨハンソンサム・ロックウェルミッキー・ロークサミュエル・L・ジャクソンクラーク・グレッグジョン・スラッテリージョン・ファヴローケイト・マーラレスリー・ビブ、ギャリー・シャンドリング、フィリップ・バージェロン、ティム・ギニー、エリック・L・ヘイニー、ヘレナ・マットソン、スタン・リー、他
■ストーリー:
“アイアンマン”であることを自ら公表し、世間を騒然とさせたトニー・スターク。彼の勝手なヒーロー行為は国家問題にまで発展し、パワード・スーツ没収を命じられるハメに。一方、そんなトニーの報道を憎悪の目で見つめる男。彼はトニーに対し、ある恨みを募らせていた。そして、一撃で金属を真っ二つにできる武器を自在に操る“ウィップラッシュ”へと変身、積年の恨みを晴らすべく、ついにトニーの前へ姿を現わす。また、トニーの新しい秘書としてやって来た美女はレザースーツに身を包んだ“ブラック・ウィドー”という裏の顔を持ち、ライバルの武器商人ジャスティン・ハマーは謎の軍団を組織し暗躍し始めていた。さらに、パワード・スーツのエネルギー源となる胸に埋め込んだリアクターの悪影響を受け、自ずと身体を苦しめるトニー。それでも彼はパワード・スーツの進化に身を注ぎ、究極の戦いに挑むのだが…。
■感想:
2010年34本目の劇場鑑賞です。「ザスーラ」「アイアンマン」のジョン・ファヴロー監督作品。自ら開発した鋼鉄のパワード・スーツを身に纏った男が勧善懲悪に立ち上がる姿をロバート・ダウニー・Jr主演で痛快に描き大ヒットしたアクション・ムービーのシリーズ第2弾。今回は復讐に燃える難敵や謎めいた美女など新たな脅威が登場、主人公トニー・スタークがパワード・スーツの改良を重ねながら次々と迫りくる試練に立ち向かう。パワード・スーツも色々とパワーアップされて登場するのだが、持ち運びができるアタッシュ・ケース型のスーツが出てくるのは面白い。マッチョで小汚い男が天才科学者に見えないのはさておき、本作のヴィランこと、ウィップラッシュ演じるミッキー・ロークは存在感あり。ローディ役がテレンス・ハワードからドン・チードルに変わっていたのは残念。本作は「アイアンマン2」だけの話ではなく、アベンジャーズの話も本編に入り込み、トニー・スタークにメンバーへの加入を持ちかけてます。ブラック・ウィドーはその刺客でもありました。その結果、ストーリーの進行が妨げられたのは残念。クライマックスの鋼鉄対鋼鉄のバトルが、あまりにもあっさりと決着がついてしまい物足りない。ウィップラッシュにはもうちょっと頑張って欲しかった。それにしても“スターク・エキスポ”に行ってみたい。
■評価:★★★★☆