映画「マシニスト」

マシニスト

■邦題:マシニスト
■原題:THE MACHINIST
■上映時間:102分
■製作国:スペイン、アメリ
■ジャンル:サスペンス
■配給:東芝エンタテインメント
■提供:フィルマックス・エンターテイメント
■公開:2005/02/12
■監督:ブラッド・アンダーソン
■製作:フリオ・フェルナンデス
■製作総指揮:カルロス・フェルナンデス
■脚本:スコット・コーサー
■撮影:シャヴィ・ヒメネス、チャーリー・ジミネス
■音楽:ロケ・バニョス
■美術:アラン・ベイネ
■編集:ルイ・デ・ラ・マドリード
■出演:クリスチャン・ベイルジェニファー・ジェイソン・リー、アイタナ・サンチェス=ギヨン、ジョン・シャリアン、マイケル・アイアンサイド、ラリー・ギリアード・Jr、レグ・E・キャシー、アンナ・マッセイ、他
■ストーリー:
機械工のトレヴァーは、極度の不眠症で1年間ほとんど眠れずにいた。ある日、トレヴァーは新入りの溶接工、アイバンに気を取られ、仲間の腕を機械に巻き込む大事故を起こしてしまう。上司や同僚は、アイバンという男は存在しない、と、トレヴァーに不信感を抱く。同じ頃、トレヴァーの自宅の冷蔵庫には、身に覚えのない不気味な首吊りゲームの絵が張られていた。誰かが自分を陥れようとしている、そう信じたトレヴァーは、ますます精神を蝕まれていく。
■感想:
「セッション9」のブラッド・アンダーソン監督作品。不眠症で1年間も眠れずにいる男が、不可解な出来事に巻き込まれ、次第に精神を蝕まれていく恐怖を描いたサイコ・スリラー。クリスチャン・ベイルが役作りの為に30キロも減量しました。クリスチャン・ベイルの激ヤセした姿は一見の価値はあります。観ていて本当に疲れきってる感じがします。ここまで激ヤセしていると、演技だけではないかもしれません。一年間も寝ないとこれぐらい激ヤセするそうです。痩せる前のクリスチャン・ベイルの描写もあるので、檄ヤセが分かると思います。謎そのものには新鮮さはなく、ハングマン・ゲームという欧米ではポピュラーなゲームが謎解きで登場し、これは単語当てゲームです。車にワザとひかれたのに、ひいた相手が何もしないとというのも不自然でした。遊園地のアトラクション「ルート666」の地獄絵図は印象的です。たいしたオチではなかったのが残念でした。
■評価:★★★☆☆