映画「アラクノフォビア」

アラクノフォビア

■邦題:アラクノフォビア
■原題:ARACHNOPHOBIA
■上映時間:109分
■製作国:アメリ
■ジャンル:パニック
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■公開:1991/03
■監督:フランク・マーシャル
■製作:キャスリーン・ケネディ、リチャード・ベイン
■製作総指揮:スティーブン・スピルバーグフランク・マーシャル
■原案:ドン・ジャコビー、ウェズリー・ストリック
■脚本:ドン・ジャコビー、アル・ウィリアムス
■撮影:ミカエル・サロモン
■編集:マイケル・カーン
■音楽:トレヴァー・ジョーンズ
■字幕:戸田奈津子
■主演:ジェフ・ダニエルズジュリアン・サンズ、ハーリー・ジェーン・コーザック、ジョン・グッドマン、マリー・カーヴァー、ロイ・ブロックスミス、他
■ストーリー:
南アメリカ熱帯雨林の奥深くで、アサートン博士率いるアメリカ化学探検隊は新種のクモを発見する。それは、非常に攻撃的で、知的であり、しかも猛毒を持っていた。クモを採集した探検隊が水辺に戻って間もなく、同行していたカメラマン、マンリーが熱病で死んだ。その死体は彼の故郷であるカリフォルニアの小さな街、カナイマへ“小さな客人”とともに運ばれていった…。同じ頃、カナイマの町に新しい住人がやってきた。医者のロス・ジェニングスと妻のモリーは、都会を離れ、ふたりの子供を育てるのにこのカナイマが理想の地だと考えてやってきたのだ。おいしい空気と心優しい町の人々は一家の夢を膨らますばかりだったが、これからという時、ロスと入れ代わりにリタイアするはずのメトカーフが、急に気が変わって仕事を続けると言い出した。小さな町にふたりの開業医は必要ない。それでもロスを気の毒に思って診療にきてくれた町の人々が、立て続けに突然死に見舞われ、メトカーフ医師までもが亡くなってしまう。ロスはそれらの死の原因が毒クモにかまれたことにあると気づき、アサートン博士と連絡を取る。そして、町の害虫バスター、デルバートとともに毒クモと闘うことになるが、ロスは不運にもクモ恐怖症(アラクノフォビア)だった…。
■感想
フランク・マーシャル監督デビュー作品。毒グモから町を守るアラクノフォビア(=クモ恐怖症)の医者の奮闘を描くコメデイ・ホラー。ここに登場するクモは知的で攻撃的な最強なクモです。タイトルの「アラクノフォビア」はクモ恐怖症という意味で、主役のジェフ・ダニエルズ演じるロスはクモ恐怖症なんです。ラストのロス対クモの対決は見ていてイライラするほどクモにビビッています。でも恐怖を克服してなんとかクモを倒そうとするのは伝わってきます。でも、大群のクモに囲まれたのに主役ならでわのすり抜けで助かるシーンは気に入らないです。ジョン・グッドマン演じる町の害虫バスター、デルバートはあっけなくクモに殺されそうな雰囲気なキャラでしたが、意外と最後まで生きてました。クモが苦手な方にはお勧めできません。
■評価:★★★☆☆