映画「キル・ビル Vol.2」

キル・ビル Vol.2

■邦題:キル・ビル Vol.2
■原題:KILL BILL: VOL. 2
■上映時間:136分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション
■配給:ギャガ=ヒューマックス
■公開:2004/04/24
■監督:クエンティン・タランティーノ
■製作:ローレンス・ベンダー
■脚本:クエンティン・タランティーノ
■撮影:ロバート・リチャードソン
■編集:サリー・メンケ
■音楽:RZA、ロバート・ロドリゲス
■字幕:石田泰子
■出演:ユマ・サーマンデヴィッド・キャラダインダリル・ハンナマイケル・マドセン、ゴードン・リュウ、マイケル・パークス、サミュエル・L・ジャクソン、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、ボー・スヴェンソン、ラリー・ビショップ、シド・ヘイグ、他
■ストーリー:
かつての闇のエージェント「毒ヘビ暗殺団」で最強といわれた殺し屋ザ・ブライドは、結婚式の最中に花嫁姿のまま瀕死の重傷を負わされ、身ごもっていた娘をも殺された。彼女を襲ったのは、かつて組織のボスであったビルとその部下たち。4年後、奇跡的に長い昏睡状態から目覚めたザ・ブライドは復讐の旅に出る。憎き「毒ヘビ暗殺団」のメンバーすべてを抹殺するために。復讐リストは全部で五人。(オーレン・イシイ ヴァニ−タ・グリーン バド エル・ドライバー そして ビル)東京でオーレン・イシイ、パサデナでヴァニ−タ・グリーンの暗殺に成功したザ・ブライド。残る標的は3人。ビルの弟であるバドはストリップ・クラブの用心棒をしながら、薄汚れたトレーラーで酒浸りの日々を送っている。いまや日本刀の達人と言われた男の面影はまったくない。片目にアイ・パッチをし「毒ヘビ暗殺団」で最も非情な女といわれたエル・ドライバーは、ザ・ブライドの代わりにビルの愛人の座に納まっている。この2人は、ザ・ブライド絶体絶命の危機に陥れる、恐るべき作戦を考えていた・・・。そして花嫁は、運命に導かれるかのように、テキサスの荒野に降り立った。それは「愛ゆえの復讐」なのか、「憎しみに満ちた復讐」なのか。すべては彼女が娘の存在を知ったとき、明らかになる。
■感想:
劇場で観ました。「パルプ・フィクション」のクエンティン・タランティーノ監督作品。壮絶なバイオレンス描写と日本ヤクザ映画へのオマージュを盛り込み話題を呼んだ「キル・ビル」の続編。愛する夫とお腹の子を殺され復讐の鬼と化したヒロイン“ザ・ブライド”と黒幕ビルとの因縁、そして最後の死闘が、マカロニウエスタンと香港カンフー映画への愛情いっぱいに描かれる。前作みたいにキレた内容になるのではと想像していましたが、前作のキレた内容からはガラリと変わって落ち着いた雰囲気なのでビックリしました。前作で燃え尽きたかとも思いました。終盤でビルのいる場所に乗り込んだはいいけど、ここで娘が登場した事により娘の前で復讐できるのか?とテンションが下がりました。ラストも最小限のアクションだけで終わり、なんか物足りない感じがしました。
■評価:★★☆☆☆