映画「裸の銃を持つ男」

裸の銃を持つ男

■邦題:裸の銃を持つ男
■原題:THE NAKED GUN: FROM THE FILES OF POLICE SQUAD!
■上映時間:85分
■製作国:アメリ
■ジャンル:コメディ
■配給:UIP
■提供:パラマウントピクチャーズ
■公開:1989/04
■監督:デヴィッド・ザッカー
■製作:ロバート・K・ワイス
■製作総指揮:デヴィッド・ザッカージム・エイブラハムズジェリー・ザッカーパット・プロフト
■脚本:ジェリー・ザッカージム・エイブラハムズ、デイヴィッド・ザッカー、パット・プロフト
■撮影:ロバート・スティーヴンス
■編集:マイケル・ジャブロウ
■音楽:アイラ・ニューボーン
■字幕:岡枝慎二
■主演:レスリー・ニールセンプリシラプレスリージョージ・ケネディ、 リカルド・モンタルバン、O・J・シンプソン、ナンシー・マーチャンド、他
■ストーリー:
ベイルートソ連、中近東、アフリカ列国という合衆国の不倶戴天の敵(当時)の極秘会議が開かれていた。合衆国へのテロ攻撃(!)という結論が出された、その時、奴等を打ち倒すロマンス・グレイの男が現れる。彼の名はフランク・ドレビン。勇猛果敢(「リーサル・ウェポン「スピード」ポリスアカデミー」)で知られたLA市警の警部だ。帰国した彼はホッケン署長からノードバーグが麻薬密輸の捜査中に撃たれ、瀕死にして重体、死にかけとも言うべき危篤状態にあると聞く。財閥の総帥ルドウィグを怪しいと睨んだドレビンだが、ジェーンとの運命の出逢いが待ち受けていようなど知る由もなかった。やがて事件は単なる麻薬密輸ではなく、訪米中の英国女王を巻き込む巨大などす黒い陰謀へと発展する。
■感想:
コメディ映画の傑作です。めっちゃ面白かったです。コメディ映画では一番好きです。レスリー・ニールセン演じる、フランク・ドレビン警部は最高です。とぼけっぷりがなんともいえません。冒頭のベイルートで、イディ・アミン、ミハイル・ゴルバチョフ、ヤーセル・アラファートなどをそっくりさんが演じているのは笑えます。ジョージ・ケネディO・J・シンプソンもいい味出してます。記者会見でマイクを付けたままトイレに行ってトイレで音が放送されたり、車を止めるときは毎回、何かにぶつけるし、中でもゴミ箱にぶつけてエアーバックで車が勝手に動き出したり、ドレビン警部が水槽に買っているハナミノカサゴに鼻を噛まれたり、ルドウィグの社長室で火事になってからの脱出など、小ネタ満載です。最後のオチも大爆笑です。
■評価:★★★★★