映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」
■邦題:フロム・ダスク・ティル・ドーン
■原題:FROM DUSK TILL DAWN
■上映時間:109分
■製作国:アメリカ
■ジャンル:アクション、ホラー
■配給:松竹富士
■公開:1996/06
■監督:ロバート・ロドリゲス
■製作:ジャンニ・ヌナリ、メール・テパー
■製作総指揮:ローレンス・ベンダー、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ
■原案:ロバート・カーツマン
■脚本:クエンティン・タランティーノ
■撮影:ギレルモ・ナヴァロ
■編集:ロバート・ロドリゲス
■美術:セシリア・モンティエル
■音楽:グレーム・レヴェル
■字幕:岡田壮平
■主演:ハーヴェイ・カイテル、ジョージ・クルーニー、クエンティン・タランティーノ、ジュリエット・ルイス、サルマ・ハエック、フレッド・ウィリアムソン、トム・サヴィーニ、チーチ・マリン、アーネスト・リュー、ケリー・プレストン、ジョン・サクソン、ジョン・ホークス、ダニー・トレホ、他
■ストーリー:
冷徹なプロの兄セスと、残忍で病的な弟リチャードの凶悪な犯罪者コンビ、ゲッコー兄弟は銀行を襲撃し、中年の女性銀行員を人質に取り、ニューメキシコに向かって逃走中だった。だが、リチャードが人質を強姦し、惨殺してしまう。2人は仕方なく、新しい人質を探すことにし、同じモーテルに泊まっていた家族に白羽の矢を立て、その親子3人を拉致した。父親のジェイコブ・フラーは元牧師で、妻を亡くしてことから信仰心を失い、19歳の娘ケイトと16歳の息子スコットの3人で、ニューメキシコへ行って新しい生活を始めるためにトレーラー・ハウスで旅をしていた。ゲッコー兄弟は国境越えのためにフラー一家の車で一路メキシコ国境を目指した。一行はケイトの機転で国境警備員の追求をかわして入国に成功すると、兄弟が仲間と落ち合う予定の酒場「ティティ・ツイスター」に向かった。そこは荒野の真ん中でけばけばしいネオンサインが点滅する不夜城だった。
■感想:
「デスペラード」のロバート・ロドリゲス監督作品。逃亡中の2人組の凶悪犯とその人質となった牧師一家が、吸血鬼の群れと戦うホラー・アクション。犯罪者の逃亡劇の映画と思いきや後半からバンパイア映画に変わる展開はユニークです。1本の映画でアクションとホラーを2本分楽しめる映画だと思います。ストーリーを知らずに観ると話の展開に驚かされると思います。ジョージ・クルーニー、ハーヴェイ・カイテルがカッコよかったです。ジュリエット・ルイス、サルマ・ハエックも良かったし、個性的な脇役人も魅力的でした。酒場「ティティ・ツイスター」のデザインはメキシコらしくて気に入りました。
■評価:★★★★★